久元 喜造ブログ

黄金週間後の対コロナ戦略


きょうで黄金週間が終わります。
外出の自粛を強くお願いしてきましたが、全体としてかなり徹底され、感謝申し上げます。

黄金週間後の対コロナ戦略をどう立てるのか。
緊急事態宣言が延長されました。
休業要請など法律上の権限は兵庫県にあり、指定都市である神戸市の立場もほかの市町と同じです。
兵庫県の判断に従うことになります。
たとえば、博物館、美術館、図書館については、しっかりとした「三密」対策を講じた上での再開を検討していましたが、兵庫県の休業要請を受けて、閉鎖を継続することにしました。
兵庫県におかれては、「出口戦略」という考え方をとるのかどうかを含め、明確な方針を示していただきたいと思います。

その上で、基礎自治体としてできること、やらなければならないことを、しっかりと、全力で実施していきます。
感染された方が自宅療養を余儀なくされるという事態は避け、2か所の民間療養施設を確保して万全の態勢で運営を継続します。
医療提供体制の確保、医療従事者のみなさんへの支援を行います。(こうべ医療者応援ファンド
特別定額給付金については、大都市の中でもできる限り早く支給することができるよう作業を進めます。(手続き
本市独自の店舗等の家賃減額支援についても、急ピッチで作業を進めます。
ビルオーナー・テナントのみなさまへ
さまざまな支援施策について、できる限りわかりやすい情報提供に努めます。(神戸市支援総合サイト
引き続き、家にいていただくことを基本にしつつ、外出自粛の長期化を踏まえ、徐々に野外で過ごしていただくことができるような方策も検討します。
もちろん、感染防止に細心の注意を払うことが前提です。