久元 喜造ブログ

岡場にも、ストリートピアノが登場。


地下街、駅に続いて、港、空港と増殖を続ける、神戸の  ストリートピアノ
このほど、北区の 岡場 にも設置されました。
神戸市が関わったピアノとしては、7台目になります。

場所は、神戸電鉄・岡場駅前の商業施設、エコール・リラ です。
岡場には、この4月に、北区で二つ目の北神区役所を設置、その後、おしゃれな 北神図書館 もオープンしました。
ストリートピアノの登場で、さらに賑わいのある、笑顔が弾む街になってほしいです。
今回の設置は、本格設置に向けた実験です。
特段の問題がなければ、本格設置を行います。

このストリートピアノの楽器は、もともとは、神戸文化ホールで使われていたグランドピアノです。
市外の篤志家の方が、神戸市の芸術文化に役立ててくださいと、何と、1億円を寄付してくださいました。
寄付者のご意向を踏まえ、神戸文化ホールには、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハの本格的グランドピアノをそろえることにしました。
そして、これまで神戸文化ホールで使われていたヤマハのグランドピアノが、岡場にやってきました。
少し年数は経っていますが、プロのピアニストも弾きこんだ楽器で、まだまだ、よい響きがするのではないかと思います。

神戸のストリートピアノには、たくさんのみなさんに関わっていただいています。
神戸文化マザーポートクラブ など経済界のみなさん、調律師など音楽関係者、有志の神戸市職員、この取り組みに賛同し、発信をしていただいている市民などたくさんの方々が参画し、応援していいただいています。
神戸のストリートピアノは、これからも、内外からのご支援と共感をいただきながら、進化していきます。