新長田の再開発地区に建設を進めてきた「新長田合同庁舎」が完成し、今日の午後1時から完成式典が行われました。
振り返れば、兵庫県庁で、井戸敏三知事と共同記者会見を行い、合同庁舎整備の方針を発表したのは、2015年(平成27年)9月28日のことでした。(当日のブログ)
県と市の合同庁舎の設置という、全国的にもほとんど例を見ない、思い切った決断をされた井戸知事、兵庫県議会をはじめ、兵庫県の関係各位に改めて心より敬意を表します。
また、このプロジェクトに理解をいただき、応援していただいている地域のみなさん、商業者のみなさんに感謝申し上げます。
今回の合同庁舎の設置に伴い、合計約1,050名の県・市職員が、三宮などから新長田に移ってくることになります。
また、合同庁舎の北側街区に、県立総合衛生学院の移転が検討されており、これが実現すれば、さらに約300名の学生、職員が増えることになります。
合同庁舎の構想発表以来、国道以南の再開発ビルには新たなテナントの入居が目立っており、震災前の就業人口を回復するのは、時間の問題と思われます。
合同庁舎には、年間約30万人の来庁者が見込まれ、新長田の賑わいに大きく寄与することと見込まれます。
合同庁舎で働く職員のみなさんには、新長田を大いに元気にし、地域の活性化を応援する役割も担っていただきたいと願っています。
大橋地下道のリニューアルも完了し、案内サインも一新されました。
地域の機運も盛り上がり、新長田は大きく変わりつつあるように感じます。
これから、駅前広場の再整備の検討も進めていきます。
地域のみなさんと手を携え、これからも新長田の活性化に取り組んでいきます。