久元 喜造ブログ

お願いです。疑問点は直接聞いてください。


先日の夜、職員のみなさんと、外部人材も交えて、自由な意見交換を行いました。
さまざまな意見が出され、私からも率直に感じていることをお話しし、とても有益なひとときでした。
しかし、驚いたこともいくつかありました。
その一つが、「市長からの指示がどういう意味なのか、どんな意図なのかわからず、幹部が議論を重ねている」という指摘でした。
多くのみなさんが、そうだ、そうだ、という感じでウンウンと頷いていました。

正直、愕然としました。
そんなことは、直接聞いてくれればよいだけの話です。
だいぶ前にもブログで、総務省での体験について書いたことがありました。(2014年8月19日のブログ
大臣の発言について、説明のときの反応、秘書官に発した言葉、果ては酒席での戯れ言までが幹部の間で話題になり、「大臣の考えはこうだ」「いや、大臣の真意は別のところにある」といった、大臣の意図を探る会話があちこちで延々と交わされていたのです。
私は、そのような会話にはほとんど加わりませんでした。
時間が無駄だったからです。
そんなヒマがあったら、大臣に直接聞けばいいのに、と思っていましたし、実際そのようにしていました。

何と、同じようなことが、市役所で行われているというのです。
ショックです。
私の日程は過密ですが、職員のみなさんが部屋に来るのを断ることはありません。
私の意図を計り兼ねるときは、いつでも部屋に来てもらって聞いてもらえばよいだけのことです。
さっそく、山村昭市長室長から庁内に私の気持ちを伝えてもらうことにしました。

お願いです。
疑問があれば、直接部屋に来て、私に聞いてください!!!