先日の土曜日、ノエビアスタジアム神戸で、楽天㈱の三木谷浩史会長兼社長との間で、包括連携協定を締結し、記者会見を行いました。
まず、私から、ヴィッセル神戸の運営を通じて、神戸に多大な貢献をしていただいていることに感謝を申し述べました。
とくに、ここのところ、ポドルスキ選手に続き、イニエスタ選手が入団され、大いに話題になりました。
内外に、イニエスタ選手と神戸が発信され、注目を集めました。
さらに、この日、ダビド・ビジャ選手の入団が発表され、大いに盛り上がりました。
今回の協定項目は6項目ありますが、とくに、楽天㈱のEC(電子商取引)ビジネスなどのテクノロジーやサービスを活用した新たな仕事の創出、人材育成を進めたいと考えています。
神戸の大学などを卒業した若者たちが新たなビジネスに参入するとともに、都市型創造産業の活性化にもつながることを期待したいと思います。
また、キャッシュレス決済の普及、観光プロモーションを通じたインバウンド誘客の推進も、大事な課題です。
このほか、神戸市立図書館では、すでに楽天㈱の協力をいただき、電子図書館サービス を開始しています。
電子図書には、「英語読み上げ機能」がある英語図書も含まれており、小中学生が英語に親しむ一助になればと思います。
今後は、AIを活用した市民サービスの向上にも取り組んでいきます。
三木谷社長は、「未来型都市のモデルケース」という表現を使われました。
刻々と進化するテクノロジーを活用するだけではなく、神戸がテクノロジーの進化の舞台となり、未来に向けたさまざまな実験を展開する都市となることができるよう、全力で取り組んでいきたいと思います。