久元 喜造ブログ

「神戸で、保育士・幼稚園教諭になろう!」


お盆も過ぎ、特に力を入れなければならない政策課題の一つが、待機児童の解消です。
神戸市では、「待機児童対策緊急プロジェクト」として、平成30年度に思い切った予算を計上しましたが、これをしっかりと執行していかなければなりません。
その柱となるのが、保育人材の育成 です。
中長期的な視点を交えながら、高い志をもって子どもたちと向き合える人材を育成してくことが必要です。
そして当面の対応としては、処遇の改善を行っていくことが急務です。
神戸市では、国の制度を活用するとともに、市単独の予算を上乗せし、5つの処遇改善策を講じることにしました。
決め手は『5つのいいね』です。

給料がいいね!」
神戸市内で保育士・幼稚園教諭として採用された方に、7年間で最大140 万円の一時金を支給します。

家賃がいいね!」
保育士の宿舎を借り上げる施設に対して、月額8万2千円を上限に、最長5年間の家賃を補助します。

家族に優しくていいね!」
神戸市内で働く保育士・幼稚園教諭が保育園などに子どもを預ける場合、月額5万4千円までの保育料が1年間、実質無料になります。

自分のペースでいいね!」
保育士・幼稚園教諭の資格・免許を持ちながら働いていない方がパート職員として「朝」「夕」の時間帯、あるいは「休日」を含む勤務を行う場合、復職6カ月後に10 万円の一時金を支給します。

夢の実現にいいね!」
保育士資格試験のために要した30万円までの学習費用の半額を補助します。

神戸市のこれらの施策をたくさんの志望者のみなさんに知っていただくため、これからも情報発信に努めます。