久元 喜造ブログ

中央区役所 引っ越し待ち時間が4分に。


3月から4月にかけての引っ越しシーズンは、どこの役所の窓口もかなり混雑します。
一昨年の暮れだったと思いますが、中央区役所に行く用務があり、転入・転出届を担当する市民課のフロアでエレベーターが止まったとき、目に入ったのは長蛇の行列でした。
引っ越しシーズンには一体どのようなことになるのか、たいへん危惧しました。
訊いてみると、日によっては、2時間待ちになることもあるなど、憂慮すべき事態でした。
どうしてこんな状況を放置してきたのか、理解できませんでした。

平成29年度は、外国人への対応を含め体制を強化しました(2017年2月17日のブログ)。
しかし、庁内の一部には「繁忙期なんだから来庁者に待ってもらうのは当たりまえ」という空気もあったので、今年初めの局区長会議で、区長以下組織を挙げて全力で対応するよう、強くお願いしました。

引っ越しの繁忙期がほぼ終息し、この間の中央区役所の待ち時間について報告を受けたところ、今年は平均約4分と、大幅に短縮されていました。

平成28年(3月22日から4月11日) 約64分
平成29年(3月21日から4月10日) 約30分
平成30年(3月19日から4月9日)   約4分

人事当局も体制の強化をバックアップし、区役所では窓口を増やすとともに、フロアの案内や表示にも改善を加えたということでした。

3月の終わりに、中央区役所市民課のフロアに行きましたが、幹部職員が窓口で陣頭指揮を執り、テキパキとした対応ができていました。
中央区役所関係職員のみなさんの労をねぎらいたいと思います。
今後とも改めるところはしっかりと改め、市民サービスの改善に努めていきます。