昨日は、午後7時過ぎから、北区の八多町のみなさんと、地域の課題や市政のありかたについて、意見交換を行いました。
私は、昭和26年、八多村が神戸市に合併したとき、当時の八多村のみなさんは、神戸市と合併することに、八多の将来を託したいという願いを込められたのでしょうから、神戸市政に携わる者は、時代が変わっても、このことをずっと大切にしていくことが求められており、自分もそういう思いで、これからの仕事にあたりたい、と申し上げました。
ただ、住民のみなさんからは、市役所は、どうも六甲山の南の方にばかり顔を向けがちではないか、もっと、北区の現場をよくみて、北区の課題に真剣にとりくんでほしい、という意見が相次ぎました。
私は、副市長の時に、八多を含む北区の課題について、予算編成のときなどに、真剣に議論がされ、予算に結びついていることを見てきましたが、八多町の住民のみなさんが、市政から取り残されているのではないか、と不安に感じおられるのであれば、そのようなお気持ちを汲み取りながら、課題に向き合っていく必要があると感じました。
意見交換の中では、若い世代が八多に住み続けることができるような農業のあり方、住民の足の確保についての取り組み、幹線道路における危険な車両の運行や騒音問題、婦人会への加入、有馬街道の問題などについて、意見が出されました。
私は、これら出された問題について、自分なりにどのようにすべきかを考え、公約の中に盛り込んでいきたいと思います。