久元 喜造ブログ

鈴蘭台「ブックストリート」の広がり


今日の午後は、鈴蘭台駅前再開発の工事現場を視察しました。
駅前ビルが出来上がりつつあり、無事故で工事を進めていただいている関係者のみなさんから進捗状況について説明を受けました。

途中、神戸新聞(2017年12月28日)に紹介されていた「ブックストリート」のお店にお邪魔しました。
記事によれば、「小説や絵本、生活の知恵に関する本」が並び、「近隣住民らが利用し、本を通した交流が広がりつつある」とのことでした。

お伺いしたのは、「ファミット」(鈴蘭台東町)。

洋服や素敵なグッズを販売しているお店ですが、カフェのコーナーがあり、飲み物を片手に読書されている方の姿もありました。
お店の外壁に本棚が設置され、近くの住民みなさんから寄付された本が並んでいます。
店主の高木かおりさんからお話をお伺いできました。
周りのみなさんの協力で、この本棚がつくられ、本を借りた方で返されなかったことはないそうです。

すごそばにある「レガート」にも伺いました。
店主は、井口秀人さんです。

内部のデザインはとてもおしゃれです。
大きなテーブルを囲んで、読み聞かせなど、さまざまなイベントが行われているそうです。

「ブックストリート」への参加は、5店まで広がっているとお聞きしました。
気に入ったお店に集まり、好きな本を読んでゆったりとした時間を過ごしたり、本好きの仲間が集まって読書会を開いたりできる時間と空間は、とてもかけがえのないものだと感じます。

今年の夏、神戸電鉄鈴蘭台駅と北区役所などが入る駅前ビルが完成します。
温かく、活気のある街づくりの輪が広がっていく鼓動のようなものを感じることができました。
感謝です!!!