神戸市役所の管理システムは、職員に対する不信に根差しているのでしょうか。
不祥事があるたびに、市民からの批判にさらされてきたから、ということがあるのかもしれませんが、職員が悪いことをする、という前提に立って、管理側の人々は、職員に不合理な事務処理手続きを課し、膨大な事務負担を課しています。
管理側職員の不信の目は、市民にも向けられます。
政策的見地から、新しい給付措置を講じようとしても、市民が悪いことをするのではないか、不正を働くのではないか、という疑念から、信じられないような重い事務負担、煩瑣な手続きをつくろうとするのです。
私は、予算編成の中でそのようなことがないように、何度も、何度も、何度も、お願いをしましたが、信じられないようなことが起きていることに驚愕しました。
神戸市の行政サービスは、いろいろな意味で、他都市に後れをとり、抜本的な改革が必要です。
市民サービスの提供に当たっては、いかに市民の事務負担を軽減し、わかりやすく、簡単な手続きで公正な行政サービスが受けられるようにすることが何よりも重要です。
このことは、職員のみなさんにとっても必要なことなのです。
職員一人ひとりの負担が増えている中、職員の負担を軽減し、疲労を回復させ、英気を養って、神戸市民のために頑張ろうという意欲を生み出していくためにも必要なのです。
このような残念な事態が続いていることに、本当に責任を感じます。
私は、帰宅し、瞑目し、改めて、自分のふがいなさに眩暈がする想いでした。
すべては私の責任です。
すべては、私のリーダーシップの不足です。
明日、また、気を奮い立て、管理側の皆さんと粘り強く向き合い、交渉し、良い方向を見出していきたいと思います。
頑張ります!!