衆議院議員選挙が本日10月10日に公示され、22日の投票日に向けて12日間の選挙戦に入りました。
私自身も現在、神戸市長選挙の候補者として、市内を奔走しているところです。
あらためて投票率の推移を見ますと、昨年の参議院議員選挙の投票率は、54.70%。
50年前の昭和42年の衆議院議員総選挙の投票率は、73.99%でした。
投票率は大きく低下しています。
昨年の選挙の投票率を年代別に見ますと、高いほうから、
60歳代 70.07%
50歳代 63.25%
70歳代 60.98%
低いのは、
20歳代 35.60%
30歳代 44.24%
中高齢者の投票率が高くなっています。
50年前の投票率はどうだったでしょうか。
高いほうから順に申し上げると、
50歳代 82.68%
40歳代 82.07%
30歳代 77.88%
70歳代 56.83%
一番低かったのです。
20歳代 66.69%
70歳代よりも高い水準でした。
投票率の低下の大きな要因は、働き盛りの世代、若い世代の政治離れだと説明できます。
近年、若い世代向けの施策の充実が叫ばれています。
保育所待機児童の解消、学童保育や教育環境の改善などです。
これらの施策を含め、若い世代の意見を政治に反映させるためには、もっと若い世代に投票に行っていただく必要があるのではないでしょうか。
各候補者がどのような政策を進めようとしているのか、十分に吟味し、見極めたうえで、若い世代の声を政治に届けていただくよう、お願いいたします。