久元 喜造ブログ

模擬国連の開催

161127-2
模擬国連世界大会が、11月23日から26日まで神戸で開催されました。
模擬国連は、世界の学生のみなさんが各国の外交官の役割を担い、国際連合の会議を模して行われる活動です。
参加者は、担当する国の利害を代弁して発言、交渉し、合意形成を図ります。

模擬国連世界大会は、春にニューヨークで5,000人規模の大会が開かれ、秋には世界各地の大学で開催されます。
日本で開催されるのは初めてで、神戸での大会は、NCCA(National Collegiate Conference Association 全米学生会議連盟)と神戸外国語大学が主催しました。

23日に神戸外国語大学で行われた開会式には、私も出席し、「今、世界には、さまざまな対立や衝突があるが、それらを乗り越えることができる共通理解の枠組みが求められており、その構築に挑戦してください」という趣旨の挨拶をしました。
161127-4

今回の会議には、11か国から、約380人のみなさんが参加されました。
式典、会議は、すべて英語で行われます。
模擬国連のことは、以前から船山仲他学長からお話を伺っておりましたが、神戸外大がこのような権威ある世界会議を主催されたことに敬意を表したいと思います。
また、26日の朝日新聞には、国連事務総長役を務めた同大4年の谷幸穂さんのことが紹介されていました。
161127-3
谷さんには、以前もお会いしたことがありますが、大役を果たし、今頃はほっとされていることでしょう。
お疲れまでした。