久元 喜造ブログ

祝鈴高新聞・文部科学大臣賞

すでに報じられているとおり、県立神戸鈴蘭台高校編集部が「高校新聞の甲子園」と言われる「第45回全国高校新聞コンクール」で最高賞の文部科学大臣賞に輝きました。
160310

2月26日号を読みましたが、一面には、卒業式の記事が掲載され、2面には、神戸市が進めている鈴蘭台駅前再開発事業の特集が組まれていました。
160310-2
1964年にすでに都市計画決定されていたこと、1995年の阪神・淡路大震災で事業が中断されたこと、2011年に改めて都市計画決定され、着工に至ったことなどの経緯がまとめられています。
市の住宅都市局市街地整備部へのインタビューのほか、再開発に関係するお店や住民にみなさんの意見も掲載されていました。
「20年前にこの話が出ていたら鈴蘭台は盛んになってさびれていなかったのにね」というコメントもありました。
駅前再開発についての鈴高生のアンケートも行われ、87.1%のみなさんがメリットを感じてくれているようでした。
同時に、再開発に関する批判も含め、さまざまな意見も掲載されていました。
丹念な取材が窺えます。

詳しい平面図も掲載されていましたが、この中に記されていなかったのが、鈴蘭台交番です。
今の鈴蘭台交番は、駅から少し離れており、住民のみなさんからは以前より駅前に移転させてほしいという要望をいただいてきました。
昨年暮れに井戸知事に直接お願いしたところ、神戸市が用意した用地に移転することで、駅前移転が実現することになりました。

鈴高新聞編集部のみなさんには、これからも、学校のこと、地域のこと、神戸のことなど素晴らしい紙面をつくってほしいと願っています。