久元 喜造ブログ

ケネディ大使と故大統領のご著書

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今年初め、キャロライン・ケネディ駐日米国大使と昼食をご一緒させていただいたことがありました。
ケネディ大使は、気品のある、気さくな大使でいらっしゃいました。
1963年、第35代ケネディ大統領がダラスで暗殺されたとき、私は小学校4年生でしたが、繰り返し放映された場面とジャクリーン夫人、キャロライン、ジョン兄妹のお姿が脳裏に焼き付いています

歳月が流れ、大使からは、故ケネディ大統領のご著書を頂戴しました。
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タイトルは「勇気あるある人々」。
ケネディ大統領が上院議員時代に、8人の上院議員の事績、言動を記した本です。
キャロライン大使は、
「父は、熱心に歴史を勉強し、・・伝説的な先達の伝記を読みあさっていた」
と、記しておられます。
最初に取り上げられているのは、ジョン・クインシー・アダムズ。
最近、衆議院の選挙制度改革をめぐる議論でひんぱんに登場する「アダムズ方式」を考案したとされる米国の政治家です。
上院議員を経て第6代大統領をつとめました。

取り上げられている上院議員は、いずれも大多数の支持者とは異なる主張をしたために、厳しい批判、非難、すさまじい攻撃を受け、それでも、それぞれのありようで信念を貫いた政治家です。
是非、読破したいと思いました。

大使からは、サインも頂戴しました。
とても光栄に感じています。
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