久元 喜造ブログ

六甲アイランド・オルビスホール

kobefashionmuseum
先日、六甲アイランドの オルビスホール で開かれたフォーラムに参加しました。
神戸ファッション美術館 の中にあるホールなのですが、もっと使っていただいてもよいのでは、という思いを強く持ちました。

オルビスホールは、デザイン的には、UFOをイメージさせる円形ホールで、最大424席のイベント空間です。
用途に応じて、さまざまに客席の構成を変えることができるのが特徴です。
コンサート、シンポジウムなどでは通常のステージ仕様で、また、ファッションショーや演劇では中央をせり出した形にできます。
orbishall
さらに、演劇やパーフォーマンスではステージの周囲に客席を配置し、展示会のときはステージそのものを撤去して平面空間にすることもできます。

残念ながら、利用率が低迷していましたので、昨年の4月から 利用料金 を大幅に引き下げました。
たとえば、ファッション産業・文化の振興の目的で利用する場合、以前は、平日の午後・夜間料金 52,000円でしたが、通常利用は 26,000円に、直前利用は 13,000円にしました。
また、市内の大学生のグループが利用する場合、無料にすることにしました。
ピアノの名器スタインウェイも、9,500円 から3,000円 に引き下げました。

この措置により、利用率は少し上向きましたが、まだまだ空きがあります。
学生のサークルやグループのみなさんは、発表の場所を探すことが多いと思われます。
オルビスホールが無料で使える
という情報が、大学関係者や学生のみなさんの間で、もっと広がってほしいと願っています。