久元 喜造ブログ

外国人観光客への Wi-Fi環境の整備

神戸を訪れる外国人観光客が、インターネットで観光情報を収集したり、検索する上で、Wi-Fiを快適に利用できるようにすることは、たいへん重要です。
同時に、FacebookやTwitterなどのSNSの利用が可能となり、神戸の魅力や神戸での感想を、その場で発信していただけるようになります。

そこで、神戸市では、「KOBE Free Wi-Fiカード」を配布し、市内の3,000以上のアクセスポイントでWi-Fiに接続できるようにします。
利用方法としては、「KOBE Free Wi-Fiカード」記載のIDとパスワードを入力してアクセスします。 外国人観光客へのWi-Fi環境は、ほかの都市でも整備が進められていますが、3000以上というアクセスポイント数は、神戸が国内で最大規模となります。
KOBEFreeWiFicard
また、このカードは、全国47都道府県の20万アクセスポイント以上で利用できますので、多くの都市に旅行されても利用することができます。
「KOBE Free Wi-Fiカード」は、7月31日から、神戸市総合インフォメーションセンターや観光案内所などで配布を開始します。外国客船の入港時などにも、配布できるように進めていきます。

このほか、独自に整備拠点も設けます。国内外観光客の受入拠点となる11拠点で整備し、簡単にインターネットに接続できる環境を提供します。
平成25には、神戸市には、約55万人の外国人観光客が来訪したと推計されています。
「KOBE Free Wi-Fiカード」で、さらにその増加に向けて弾みをつけたいところです。