久元 喜造ブログ

半世紀ぶりの会下山公園

昨日の土曜日は、午前中、ポートアイランドの 神戸学院大学 で、同大学現代社会学部の開設記念式典があり、祝辞を申し述べました。
140712-1

そして、夕刻、兵庫区会下山町の 神戸学院大学附属高等学校 を外から見学しました。吹奏楽部の皆さんの練習の様子にしばらく聞き入りました。
140712-4
その後、会下山町を散策し、会下山公園に登りました。

5年生まで学んだ神戸市立川池小学校(現会下山小学校)の「川池こどもの歌」は、この会下山が舞台で、確か、次のように始まりました。

明るく晴れた 会下山に
こだまとひびく 歌の声

そして、2番か3番の冒頭。

神戸の港 見下ろして
世界に伸びる 明日の夢

140712-3
半世紀ぶりの会下山公園は、昔に比べ、樹影が濃くなっているように感じられました。そして、眼下に神戸の街並みと海が広がっていました。ただ、昔よりも、神戸の港は遠くなっていました。
川池小学校の子供にとって、会下山公園は、湊川公園とともに、格好の遊び場でしたが、この日は、土曜日の夕刻にもかかわらず、遊んでいる子供の姿はありませんでした。

自治会の掲示板に、「あらい熊を見かけました。気を付けて下さい」と、注意を呼びかける張り紙がありました。
地域のみなさんのつながりや助け合いの気持ちを垣間見る思いがしました。
なかなか難しい課題ですが、アライグマの駆除にも、粘り強く取り組んでいきたいと思います。
140712-2
「川池」の名前は、地域福祉センターの名称に残されています。そして、ここで「川池子育てサロン」が開催されていることも知り、温かい気持ちで会下山を後にしました。