久元 喜造ブログ

豪雨災害における消防団の活動


今回の豪雨により、各地で大きな被害が出ています。
神戸市内では、80年前の阪神大水害を超える雨量を観測しました。
阪神大水害では、当時の神戸市区域で616名の命が失われましたが、 今回の豪雨による人的被害は、現時点で軽傷1名にとどまっています。
この背景としては、長い間、六甲山系を中心に、砂防ダムなどの整備、植林など山林の整備、急傾斜地崩壊防止対策などの対応が進み、山腹崩壊、土石流の発生が抑止されたことが挙げられます。

もう一つは、高い災害対応力です。
今回の豪雨でも数多くの救急要請が寄せられ、神戸市消防は全力で被災者の救出に当たりましたが、同時に、消防団も災害応急対策を迅速に実行するうえで大きな役割を果たしました。
7月5日から8日までの4日間に、延べ2065名の消防団員が消防団詰所などに待機し、実際の活動回数は、延べ382回、活動人員は延べ1186名に上りました。
灘区篠原台の土石流発生現場では、30名の消防団員が避難誘導や土のうの作成に当たりました。
また、被災者に女性や子どもがいたことから、3名の女性消防団員も現場での活動に従事しました。
消防団のみなさんの日頃の精進と、今回の災害現場での活躍に感謝申し上げたいと思います。

消防団の存在は、高い災害対応力を維持していくうえで大きな意義があります。
神戸市としては、引き続き消防団装備の充実を図るとともに、消防団員のみなさんが活動しやすい環境を整え、消防団がその社会的使命を全うしていくことができるよう、全力で取り組んでいきます。

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