神戸をいろいろな意味で明るくしていきたいものです。
市民の暮らし向きや子供たちの表情、街の佇まいを、少しでも明るくしていくことは、神戸市政の任務だと思います。
そういう観点からはささやかな試みですが、神戸市の関係施設の照明を明るくしたいと考えています。
もちろん、電力消費量との兼ね合いは大切で、省エネに逆行するようなことがあってはなりません。
まず、地下鉄の駅構内の照明を明るくする努力を続けています。
西神山手線各駅ホームの照明について、平成26年度より、環境省の補助金を受けて、従来の蛍光灯をLED灯に取り替えています。
この結果、照度は、平均して概ね3割上がっています。逆に、電気使用量は、約5割減ります。
この結果、従来一部しか点灯させていなかった改札口付近の照明についても、点灯させることができるようになりました。
先日、三宮駅を見に行きましたが、ホームを含め駅構内がかなり明るくなったことを実感できました。
平成28年度までに、西神山手線全駅のLED化、あるいは、高効率型蛍光灯(HF)化を完了します。
また、市役所についても、エレベーターホールや廊下の照明を、電力消費量に与える影響を慎重に勘案しながら、明るくすることにしました。
電力消費量がピークを迎える夏期については、照明を落とすこともあると思いますが、基本的には、少しでも明るい屋内空間にしていきたいと考えています。