久元 喜造ブログ

住宅都市局のみなさんと政策討議

きょうは、庁内で、住宅都市局のみなさんと政策討議を行いました。
会場レイアウトは、多少ユニークです。
部屋の真ん中に、机を六角形にして配置。その一辺に、進行役の岩橋計画部長、鳥居副市長、私が座り、残りの各一辺に、課長、係長が3人ずつ着席です。周囲には、椅子席が並べられ、60人ほどのみなさんが着席しています。
山崎聡一住宅都市局長は、後ろの椅子席から議論を見守ることにされたようです。
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岩橋部長が、「きょうは、ものごとを決める場ではないので、皆さん、自由に発言してください」と口火を切り、議論を開始。
まず、机に着席の係長から、「土地利用政策」「総合交通体系」「ニュータウンのリノベーション」「住宅政策(空き地、空き家、住み替え)」について、それぞれ、3分から5分くらいの説明がありました。
図表やグラフを使った、簡潔でわかりやすい説明でした。

そのあと、自由に議論が行われましたが、全体の問題意識は、「人口減少時代の都市のあり方」です。
住宅開発等による市街化区域の拡大を抑制する、市街化区域内の未利用地を市街化調整区域に「逆線引き」するという大きな方向性については、異論はありませんでした。
鉄道駅から遠く、人口の流出が進んでいる地域の土地については、鉄道駅に近い地域の土地と換地するという手法も提案され、注目されました。このような形で土地の交換が進んでいけば、いずれは遠隔地の居住者はいなくなって原野に戻り、市街化調整区域に逆線引きすることが可能になります。

神戸市は、市役所の中から積極的な政策提案を行い、街づくりを主導してきた輝かしい伝統があります。
最後に私から、そのような伝統を受け継ぐ住宅都市局のみなさんは、局内でしっかりとした議論を行い、エピソード的な施策ではなく、制度的な手法を活用した普遍性の高い政策を立案し、提案していただくようお願いし、政策討議を終えました。
たいへん有意義な2時間でした。