久元 喜造ブログ

コシノヒロコ先生との対談


六甲アイランドの 神戸ファッション美術館 名誉館長に、コシノヒロコ先生にご就任いただきました。
きょうは、芦屋のアトリエ「SEMPER」で先生と対談をさせていただきました。

神戸ファッション美術館 は、ファッションをテーマにした我が国初めての公立美術館として、1997年(平成9年)4月にオープンしました。
ファッション都市神戸のシンボル的な施設です。
館内には、服飾関係だけで約6万件の収蔵品があり、18世紀から20世紀にかけてのさまざまな国、地域の衣装など歴史的に価値のある貴重な資料を多数所蔵しています。
ファッション関係の書籍や雑誌を集めた図書室、ファッションショーもできる構造のオルビスホールなどの施設も備えています。

六甲アイランド街びらき30年を迎えた今年、世界的なファッションデザイナーのコシノヒロコ先生を名誉館長にお迎えできたことをたいへん喜んでおります。
きょうは初めてコシノヒロコ先生からじっくりお話を聞かせていただきました。
泉のように次々に湧き出る斬新な発想に思わず引き込まれるとともに、ファッション、芸術に対する熱い想いに触れることができ、感銘を覚えました。
先生はもともとは画家を志されたそうで、三味線も巧みに弾かれるそうです。
幅広い分野で活躍されているコシノヒロコ先生の大きなお力添えをいただき、館の展示内容、活動の充実を図るとともに、内外に向けた発信を強化していきたいと考えております。