久元 喜造ブログ

「暗雲」払いのけ、神戸空港は視界良好。

015年1月28日、神戸空港を拠点空港としている スカイマーク が経営破たんし、民事再生法の適用を申請しました。
当時の新聞記事を改めて読みますと、神戸空港に暗雲がたれこめている、というトーンの記事が目立ちます。

見出しも暗いです。
神戸空港 暗雲どう払う
神戸空港 曇る先行き
赤字の神戸空港 ピンチ
中には、「神戸空港「廃港」も現実味」という見出しもありました。

マスコミ報道の暗い見通しは外れ、スカイマークは、2016年3月、民事再生手続きを終結させました。
債権者への弁済が計画どおりに終わったのです。
経営破綻から1年2カ月で法的な処理を完了したことになります。
佐山展生代表取締役会長、市江正彦代表取締役社長をはじめスカイマークの経営陣のみなさまのご努力に敬意を表します。

最近の記事は、スカイマークの明るい動静を伝えています。
搭乗者 8年ぶり260万人超 スカイが貢献
スカイマーク 路線拡大へ

昨日の神戸新聞朝刊も、
神戸空港 8月搭乗率が最高 86.9%、スカイマークけん引
との見出しで、「搭乗率と搭乗者数は、7月まで4か月連続で各月の過去最高の更新するなど高水準で推移している」ことを報じていました。

おかげさまで神戸空港、スカイマークとも視界良好です。
これまでの方針に基づき、就航各航空会社とともに、粛々と、かつスピーディーに、神戸空港の利活用を進めます。