現在、三宮中央通りにおいて、車道の停車帯と歩道にまたがるエリアに「KOBEパークレット」を設置する社会実験を行っています。
パークレットとは、上の写真のように、車道や歩道にウッドデッキを敷き、テーブルや花壇を設置してつくります。
歩行者のためのエリアです。
サンフランシスコが発祥の地とされ、国内でも類似事例はありますが、車道の一部(停車帯)を利用したパークレットの設置は、日本では初めての取組みです。
三宮中央通りでは、「三宮中央通りまちづくり協議会」が主体となって、年に2回(春・秋)、オープンカフェが開催されてきました。
今回の社会実験でも、同協議会がパークレットの清掃、花壇などの日常管理を行っていただいています。
デザインについては、神戸芸術工科大学 からご助言をいただき、ベンチやテーブルの配置を変えた3つのパターンのデザインを制作しました。
今回の社会実験の期間は、平成28年10月13日から平成29年3月までの予定です。
期間中、KOBEパークレットの利用状況、周辺地域の自動車交通・歩行者の状況、沿道の事業者への影響などについて調査し、引き続き、実施できるのかどうかについて検討を行っていきます。
三宮以外でも実施できないか、可能性を探っていきます。
パークレットをはじめとしたさまざまな取り組みを行い、街の賑わいづくり、回遊性の向上につなげていきたいと考えています。