久元 喜造ブログ

民間人材の登用を進める。

私は、選挙時の公約に沿い、市役所内への民間人材の登用を積極的に進めてきました。
市長就任直後の人事異動では、民間出身で広報専門官を務めていた松下麻理さんを部長クラスの広報官に任命しました。
松下麻理さんが神戸フィルムオフィス副代表(現在は代表)に転出されたのに伴い、広報専門官に英国出身のルイーズ・デンディ(写真)を任命しました。
louise2

公約では、ICT分野などへの民間人材の登用も掲げていましたので、情報システム専門官、情報化統括責任者補佐官(CIO補佐官)、ITイノベーション専門官の各ポストを新設し、それぞれ民間でのICT分野に精通した人材を任命しました。

また、神戸市はこれまで民間企業に職員を派遣したことはありませんでしたが、P&G社との間で協定を締結し、初めて同社に職員を派遣するとともに、元同社取締役執行役員の辻本由起子さんを人材育成アドバイザーに委嘱し、職員の育成についていろいろなアドバイスをいただいています。
平成28年度からは、ヤフー株式会社にも職員を派遣するなど、民間企業への職員派遣の拡充を進めています。

さらに、コピーライター、クリエイティブディレクターとして活躍中の山阪佳彦さんをクリエイティブディレクターに、Code for Japan 代表理事の関治之さんをチーフ・イノベーション・オフィサーに委嘱し、それぞれの分野で知見をいただくとともに、ポストに応じ実務も担っていただいています。

プロパー職員のみなさんと民間出身のみなさんが互いに良い刺激を与え合い、神戸市の政策立案、情報発信のレベルを高めていってほしいと期待しています。