久元 喜造ブログ

灘区の政策

きょうは、灘区の政策について触れてみたいと思います。

美しい六甲山・摩耶山に抱かれた灘区は、山麓部を中心に市内有数の文教地区が形成され、中央部には神戸の台所の一つである水道筋商店街地区、南部には重化学工業地帯と灘五郷の一つ西郷の酒どころが広がっています。

これからの灘区の将来を考えるとき、六甲山・摩耶山の魅力向上と活性化がとても大切だと思います。
都心のすぐ近くに、このような美しい山があるのは、素晴らしいことです。もっともっと多くの人が訪れる身近で魅力的な山とすることが出来るのではないでしょうか。
そのために、山での新しい遊び方の提案、回遊性の向上、夜景をもっと楽しめるよう山上へのアクセス向上などに取り組みたいと思います。

一方、地域の賑わいと活気を生み出すためには、商店街の賑わいを創出することが大事です。
買い物の場としてだけでなく、商店街が子育てや福祉など地域課題の解決の新たな拠点となるよう、大規模小売店舗にはできない役割-「区民に欠かせない商店街」の地位の確立に向けた新たな挑戦を支援していきたいと考えています。

学生のまちとして、これらの課題や、防災対策、住民の皆さんの安全・安心の確保などに、積極的に若者の知恵と力を取り入れることも効果的だと思います。

県立美術館から王子動物園までの「ミュージアムロード」は、芸術、文化の薫る通りとなるよう取り組みを進めるとともに、灘五郷の歴史と伝統の保全・継承にも取り組みます。

また、ゲリラ豪雨が増えていることもふまえて、関係機関と連携して、都賀川の安全対策や土砂災害対策に取り組むとともに、臨海部の防災対策を進めます。

このように、住民や学生、事業者と連携して、区内の地域資源や魅力を引き出して磨くことが、よりよい灘区づくりにつながると考えています。

詳しくは、久元きぞう 政策・灘区 をご覧ください。