久元 喜造ブログ

保育枠の拡大を粘り強く進めます。


すでに公表されているところですが、神戸市の令和2年4月1日現在の待機児童数は、52人 で、昨年と比べ、165人の大幅な減少 となりました。
関西2府4県の待機児童数ワースト5はすべて兵庫県内の市となっている一方、神戸市は、逆に減少数がトップです。(日経新聞9月4日記事
令和元年度に、公園を活用した保育所、パーク&ライド型保育所などの新たな取り組みを実施し、約1,400人分の保育所利用定員を拡大した成果が出ていると考えられます。
市役所の各局も、縦割り行政を排し、保育所用地の提供に全面的に協力してくれました。
石屋川公園(東灘区)、王子南公園(中央区)、生田川公園(中央区)などには、新しい保育所などが続々とつくられました。
公園を利用されているみなさんのご理解とご協力に感謝申し上げます。

神戸市はできる限り早期の待機児童解消のため、今年度、さらにはその後もにらんだ保育枠の拡大を進めます。(神戸市は待機児童ゼロへ!
すでに、令和4年4月1日に開所させることができる保育所・幼保連携型認定こども園の新設について、設置運営事業者の募集を開始しています。(保育所・幼保連携型認定こども園の新設
神戸市は、これからも保育枠の拡大を粘り強く進めていきます。
保育士・幼稚園教諭のみなさんへのさまざまなサポートも充実しています。(6つのいいね!
保育士さんの負担を軽減し、子どもたちに向き合える時間をしっかりと取ることができるようにしていきます。
登降園管理や保育記録、保護者との連絡などにICTシステムを活用することができるようにすることとし、令和3年度中に市内すべての施設に導入できるよう進めていきます。