久元 喜造ブログ

垂水「生まれ変わる海辺のまち」②


垂水駅① へ)
垂水駅前整備のつづきです。
垂水駅北西側では、現在駐輪場となっているエリアに一般車ロータリーと立体駐輪場を整備することとし、令和5年度当初の供用開始を目指し、作業を進めます。

駅の南部では、新しい体育館を整備します。
現在の垂水体育館は垂水駅の北西方向にありますが、建設からかなり年数が経ち、老朽化が目立つとともに、面積も狭く、区民のみなさんのニーズに十分応えられているとは言えません。
そこで、駅前のレバンテ2号館にある勤労市民センターの体育室と一体化し、平磯にあるスポーツガーデンに新しい体育館を建設します。
現状よりも施設規模を大幅に拡大して施設内容も充実させるともに、木材をふんだんに使い、デザイン性にも優れたスポーツ施設にしたいと考えています。
令和4年度当初の供用開始を目指し、作業を進めます。

垂水勤労市民センターの体育室跡のスペースには、「おやこふらっとひろば」や児童館などの子育て支援拠点を整備する方向で検討を進めます。

また、垂水体育館と垂水養護学校の跡地を活用して、産科・小児救急を含めた救急医療の機能を持った総合病院の整備を推進します。令和6年度の開業を目指し、関係者との調整を進めます。

このように駅周辺において、一体的なプランにより図書館や体育館の新設が行われ、駐車場・駐輪場などもリニューアルされて駅前のイメージが一新されると、垂水駅周辺でのマンション建設などの民間投資も活発になると期待されます。
神戸市も、駅周辺の空間を活用し、今後5年間で約550戸の住宅供給を推進します。
今後の人口増も見込み、垂水小学校の校舎の建て替えなども進めます。(おわり)