久元 喜造ブログ

これからの「区役所」像

区役所サービスが大きく変わろうとしています。
まず、マイナンバーカードを使って、住民票、印鑑証明、戸籍の証明をコンビニエンスストアで取ることができるようになりました。
2月22日からは、所得証明も加わりました。
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また、今年1月には、東灘区で総合窓口を開設しました。
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これまでは、引越しなどで区役所の来られた時は、転入届、国民健康保険や介護保険、児童手当の手続きのために、あちこちの窓口を回必要がありました。
総合窓口の設置により、1か所の窓口で手続きを終えることができるようになりました。
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今後の区役所サービスのあり方は、マイナンバー制度を有効に活用することにより、さらに大きく変わると見込まれます。
まず、住民票などの証明書類は、コンビニでの受け取りが主流になります。
そのためには、市民のみなさんに、できるだけマイナンバーカードを取得していただく必要があります。

また、東灘区でスタートさせた総合窓口は、建替えを進めている北区役所、兵庫区役所、移転を計画している西区役所のみならず、すべての区役所に開設していきます。

区役所には、保育所への入所など子ども・子育て、ご家族の介護などさまざまな相談に来られる方々がおられます。
区の職員に自分の状況を良く聞いてもらい、適切な助言やサポートをしてほしい、と感じておられると思います。
少子高齢社会の中で、地域社会の変容に伴い、このような相談ニーズはもっと高くなることでしょう。
そこで求められるものは、真摯にお話しを聞く姿勢、専門知識に裏打ちされた的確な判断です。
こうした部門に、専門的知識を持った人員をシフトさせていきます。