神戸市長久元 喜造ブログ

「ヤマト1」「疾風」お疲れさまでした。

メリケンパークで展示されてきた「ヤマト1」「疾風」の撤去作業を11月9日に開始しました。
ヤマト1」は、海上航行実験に成功した世界初の超電導電磁推進船で、昭和60年から研究・開発に着手。
平成4年6月に三菱重工業㈱神戸造船所で完成し、実験終了後に神戸市が無償で譲り受けました。
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また、「テクノスーパーライナー疾風」は、三菱重工業㈱、川崎重工業㈱をはじめとする造船7社が開発し、平成6年7月に完成。
神戸港でさまざまな実験を行ったのち、神戸港の130年記念事業として、神戸市がテクノスーパーライナー技術研究組合より譲り受けました。
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神戸市では、「ヤマト1」を平成8年7月から、「疾風」を平成9年4月から、メリケンパークで展示してきましたが、展示開始から約20年の歳月が流れ、両船とも老朽化が進みました。
そこで、神戸開港150年記念事業としてメリケンパークを再整備する機会に、各方面のご意見もお聴きした上で、解体、撤去することにしたものです。 

先週末には、高所作業車を用意し、約15メートルの高さから船を眺めていただくことにしました。
両方の船の前には行列ができ、順番に作業車に上がっていただきました。

「もったいない」「寂しい」という声があったとも聞いています。
神戸の地で、このような挑戦が行われた歴史を記録にとどめ、研究開発の成果を20年近く展示し続けた記憶を大切にしたいと思います。
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メリケンパークは、これから本格的に整備を進め、来年4月にオープンします。
桜並木も登場し、緑豊かで、海と空に開かれたオープンスペースに生まれ変わります。