久元 喜造ブログ

スタートアップオフィス・デモディ

160520
若い世代のみなさんには、ぜひ神戸で起業してほしい。
そのような願いを込めて、ミント神戸にスタートアップオフィスを開設したのは、今年の1月のことでした。
開設の日に、選抜された5組のチームのみなさんと公開ディスカッションをしたことを思い起こします。

月日が経つのは早く、昨日は、デモディを迎えることになりました。
5組のチームのみなさんは、支援プログラムを運営している神戸新聞社と関西学院大学の支援、メンターの指導を受けながら、この日に向けて自らの事業プランを進化させてきました。
資金を獲得し、ビジネス展開のパートナーを見つけてひとり立ちしていくには、独善を排したビジネスモデルをつくり、プレゼン能力を磨くとともに、各方面から寄せられる疑問に自信をもって答える能力が必要です。

きょうのデモディには、ベンチャーキャピタル、金融機関、さまざまな業種の民間企業のみなさんなどから多数の申し込みがあり、会場を広いミントテラスに変更しました。
残念ながら次の予定があり、中座しましたが、チームのみなさんと参加者のみなさんが丁々発止のやりとりを交わしている場面を想像しました。

まだ不透明な面はあるでしょうが、すでに投資家と数千万円規模の資金協力を協議しているチーム、大企業との連携を進めているチームもあると聞いています。
5チームの皆さんには、未来に羽ばたくきっかけを神戸でしっかりと掴み取り、雄飛されることを期待しています。
チャレンジ精神を持った、実力のある若い世代のみなさんが、チームを組んで世界を舞台に活躍していただくことが、神戸の元気につながります。