「コンクール」から「国際芸術祭」へ進化できないか。

神戸国際フルートコンクールについては、市民福祉との関連が薄く、市民への周知度が低いことなどから、公費(税金)を投入する理由は説明できないと考えてきました。
一方、継続開催を望む声は根強く、また、市会からも、「市長が先頭に立って、協賛金や寄付金等を募る」よう申し入れがありました。

そこで、私としても、各方面に協賛金・寄付金の可能性を探ってきましたが、このほど、東京都立川市ご在住の辻正司氏(セレモア文化財団会長)及びご家族から、今後3年間に、合計4200万円のご寄附をいただけることになりました。
誠にありがたく、心より感謝を申し上げます。

これに加え、神戸市と近辺の企業、団体、市民等からの協賛金・寄付金についても、ご協力をお願いしていきます。

以上により、次回コンクールの財源は、市民の税金の投入を行うことなく、確保することができる目途がたちましたので、2017年夏頃の開催を目指して、準備を進めることとします。
これにより活用できる一般財源5000万円は、公園管理、トイレの改修など市民に身近な分野に充てていきます。

一連の議論により、コンクールへの支援の動きが広がったことはありがたく感じています。
この盛り上がりをさらに広げ、たくさんのみなさんが音楽に参画できるような契機とすることができないでしょうか。
たとえば、市民のみなさんが主体となって、クラシックやジャズのコンサート、公開レッスン、シンポジウム、展覧会などを企画し、参画できるような「国際音楽祭」に進化させる可能性です。

「神戸国際フルート音楽祭(仮称)企画検討会議」を設置し、幅広いみなさんに参画していただき、議論を進めていければと考えています。