久元 喜造ブログ

JR新三田駅前広場にて。

見知らぬ駅で降り、辺りを散策するのは楽しいひとときです。
ある週末、JR福知山線新三田駅で降り、駅前広場をぶらぶらしました。
雨が静かに降っていました。

駅前広場は、路線バスの停留所、タクシー乗り場、自動車の乗降場所などになっていましたが、ご覧のとおり、ぐるっと屋根がかけられ、雨に濡れずに移動できるようになっています。
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神姫バスの停留所の前にも屋根があり、雨に濡れずに、乗り降りすることできます。
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また、駅前広場の向こう側に、かなり大きな屋内の自転車駐輪場がありましたが、この建物に渡る横断歩道まで屋根は続いていました。

鉄道の駅を降りてから、スムーズに、また快適にバスやタクシー、駐輪場などに移動できるようにすることは、公共交通を利用していただく上で大事な課題です。新三田駅前の様子は、なかなか参考になりました。

少し残念だったのは、ベンチや椅子など、腰を下ろす場所がたいへん少なかったことです。
これから、高齢者が増え、お年寄りのみなさんに元気に街の中を歩いていただくためには、ちょっと腰を下ろすベンチなどをもっとたくさんつくっていく必要があるのではないでしょうか。

いろいろ観察しながら歩き回った、新三田駅前でした。