8月12日のブログ で、地下鉄ホームの広告に空きがたくさんあり、駅の雰囲気が何となく冴えない感じになっているのではないかと問題を提起し、8月20日のブログ で、改善の方向性について記しました。
その後、交通局や広報部のみなさんが精力的に作業を進め、すでに地下鉄のかなりの駅に、新しいデザインの広告が登場しています。
広告の作成に当たっては、市民や来街者のみなさんに伝えたいテーマを庁内から挙げてもらい、広報部が調整しました。
神戸市が実施している施策や事業が市民のみなさんに伝わっていないことが多く、広報手段は、ターゲットを絞り込んだ発信、SNSの活用を含め、できるだけ多種多様な方法を駆使していくことが求められます。
今回の試みも、その一環です。
キャッチコピーはできる限り簡単明瞭にし、統一したデザインにより制作しました。
それぞれのテーマの担当課室と山阪佳彦クリエイティブディレクターが、何度も打ち合わせ、最終作品に仕上げていったと聞いています。
下の写真は、三宮駅です。
空きスペースや意味のない広告が姿を消し、ホームの雰囲気も明るくなったように感じます。
今回の新企画の広告が目立ち、今までいかに空きスペースなどが多かったかが窺えます。
下の写真は、新神戸駅です。
名谷駅には、改札口の上にも登場です。
広告スペースは全駅で383箇所あり、132箇所が空いていましたが、すべて埋まります。
民間事業者から広告の新規申し込みがあれば、優先度の低い市政広告を撤去し、振り替えていきます。
ささやかながら、新たな挑戦です。