この曲は、「きょうは帰れない」(7月8日) と同じ、加藤登紀子のアルバム「愛はすべてを赦す」の中に入っています。
作詞:作曲は、河島英五です。
君が悲しみに 心閉ざした時
思い出してほしい 歌がある
人を信じれず 眠れない夜にも
きっと 忘れないでほしい生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐりめぐってゆくのさ手のひらを合わせよう ほらぬくもりが
君の胸にとどくだろう
生きていることへの応援の歌ですね。
自棄酒はほとんどしないのですが、落ち込んだとき、日本酒をちびちび舐めながら、この歌を口ずさんだことがよくありました。
一文なしで 町をうろついた
野良犬と呼ばれた 若い日にも
心の中は夢でうまってた
やけどするくらい熱い想いと
一文無しになったことも、野良犬と呼ばれたことはありませんが、人間、誰でも、逆境の中にあることはあるものです。
そんなとき、それを乗り越えることができるのは、心の中に夢があるのかどうか、それも、やけどするくらい熱い想いで埋まっているのか、ということかも知れません。
恋をなくした ひとりぼっちの君を
そっと見つめる人がいるよ
恋をなくしたとき、そっと見つめる人って・・・・
君にありがとう とてもありがとう
もう会えないあの人にありがとう
まだ見ぬ人にありがとう
今日まで私を 支えた情熱にありがとう
神戸に帰ってきて、もう一生会えないと思っていた人と会える機会を持つことができていることに、感謝しています。
これからも、たくさんの出会いがあることでしょう。
まだ見ぬ人々にも感謝です。
そして、ある種の情熱が、自分をこれまで支えてくれてきたのかもしれません。
そのことにも感謝です。
手のひらを合わせよう ほらぬくもりが
君の胸にとどくだろう
手のひらを合わせ、手のぬくもりを感じながら、ともに生きていることの幸せを感じたいものです。