ときどき、居酒屋さんやお好み焼やさんに立ち寄り、サンテレビの阪神中継を見ることがあります。
今年は、残念ながら、2位が確定してしまいましたが、サンテレビを見ながら、阪神タイガースを応援するお客さんたちは、何となく、いつも和んでいますね。
神戸に本社を置く サンテレビ が、阪神タイガースの公式戦を伝え始めてから、すでに半世紀あまりが経過したそうです。
サンテレビ が開局した1969年から、中継が開始されました。
阪神タイガースの中継は、サンテレビが地元に密着している証だったのかもしれません。
放送開始したばかりのときは、「商売にならない」という声もあったそうです。しかし、だれもやり遂げたことがないなら、やってやろうという熱い思いがあった、と聞きました。
サンテレビの阪神タイガース戦中継は、1970年からは、試合開始から終了までの「完全中継」となりました。日本で初めての試みだったそうです。
1970年前後といえば、巨人の黄金期でした。そのような時代に、サンテレビが阪神タイガース戦の完全中継を敢行したことは、今の阪神人気につながる、大きな契機だったのかも知れません。
サンテレビといえば、阪神タイガース。
番組編成は、阪神戦の完全中継を中心に回っている感があります。そのようにして番組を編成しても、スポンサーはじめ周囲が受け入れてくれていることでしょう。全国系列に属さない「独立放送局」のなせるわざです。
今年、サンテレビの中継試合数は、のべ3000の大台を越えました。
来年も、阪神タイガースとともに、 頑張ってほしいものです。