2013年7月15日 から 久元喜造 辻原登『冬の旅』 阪神・淡路大震災が取り上げられている、というのが、この小説を読み始めた理由です。 それにしても、理不尽で、不条理で、何の救済ももたらされない、重い小説でした。 9つの章 ― 「孤独」「回想」「カラス」「郵便馬車」「春の夢 … 続きを読む →