神戸上昇気流メール Vol.19 2017.01.18号

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      ■ 神戸上昇気流メール ■
                       Vol.19 (2017.01.18号)
[目次]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】久元きぞうからのメッセージ
【2】童話『ひょうたん池物語』が出版されました
【3】ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2016.11.05-12.31)
【4】神戸の歳時記・1月〜神戸港の開港
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このメールは、久元きぞうが過去にお名刺交換をさせていただいた方、
久元きぞう後援会連合会にご入会くださった方、オフィシャルサイトから
応援メッセージをお送りいただいた方等にお送りしております。
大変恐縮ですが、今後当メールがご不要な方は
下記URLより配信停止のお手続きをお願いいたします。
※配信停止は、こちら → https://zheb.f.msgs.jp/webapp/form/20487_zheb_3/index.do

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┗━┛久元きぞうからのメッセージ
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–[目次]——————————————
神戸は海とともに
大学生のみなさんと語る「民主主義とは」
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〜神戸は海とともに〜

平成29年の元旦、新しい年を迎えた瞬間、NHKの「ゆく年くる年」では、
神戸港の風景が映し出され、全国へ、世界へ、発信されました。

今年は、神戸港が開港して150年の記念すべき年。
世界中から帆船が集結する「海フェスタ」をはじめ、
さまざまな記念事業が実施されます。
神戸開港150年記念事業(http://www.kobeport150.jp/)をぜひ、ご覧ください。

神戸は、港とともに発展してきました。
この記念すべき年は、神戸港の将来をしっかりと見据え、
新たな挑戦を始める年でもあります。
30年後の神戸港の姿を描いた将来像を策定し、その姿に向かって
具体的な行動を起こしていきます。
第4次産業革命などの新しい動きも踏まえ、夢のある将来像を描きたいと考えています。

海洋国家日本を担う人材の育成も重要です。

昨年暮れの12月27日、東灘区深江の神戸大学海事科学研究科を訪問し、
教育研究体制や教育訓練の模様を見学する機会に恵まれました。
練習船深江丸にも乗船し、航海の模様や海底探査の状況などについて
ご教示をいただきました。

レベルの高い教育研究が行われていること、
学生のみなさんの真摯な姿勢に、とても感銘を受けました。
この地を巣立ったみなさんは、世界の海で、
また、海に関する幅広い分野で活躍されています。

大学、教育機関、産業界、行政が連携して、海洋国家日本を担う人材育成を
神戸から強化していく必要性を改めて認識しました。

〜大学生のみなさんと語る「民主主義とは」〜

公務の合間を縫い、努めて大学で学生のみなさんと対話することにしています。
昨年の参議院選挙から18歳、19歳のみなさんも国政選挙に参加できるようになり、
若者の政治参画が課題になっている昨今、
政治について相互に理解を深めることは大切だと感じているからです。

今年も、さっそく1月10日に神戸外国語大学での講演に臨みました。
とても申込者が多く、直前になって広い教室に会場を変更するほどで、
たいへんありがたく感じました。

「18歳選挙権の意義」というテーマでしたが、いつもどおり、
代表民主制を成り立たせている最も基本な考え方と政治制度の骨格、
それらに関する論点などについてお話ししました。
選挙と国民投票・住民投票との違い、選挙制度をめぐる論点、
政党の制度的位置づけとその役割について話しましたが、いつも力をこめて話すのは、
民主主義の内容をどのようにして豊かなものにしていくのか、についてです。

代表民主制においては、選挙で選ばれた政治家が国民、住民を代表して、
国家、自治体の意思を決定し、実行しますが、
これは政治家だけが政治を担うことを意味しているのではありません。
ましてや、選挙で選ばれた政治家は、
何を言っても、何をしても許される、という風潮は大きな間違いです。

ジェームズ・ブライスの「地方自治は民主主義の学校」という言葉に含意されている、
身近な地域社会への住民の参画と生き生きとした対話が、
民主主義の実質を支えていることを想起する必要があります。
そして、そのような参画と対話を、牧歌的な世界ではない現代の政治世界や地域社会において、
どのように具体化すべきなのかについて議論することにしています。

一方的な話ではなく、質問など意見交換の時間をできるだけ長くとるようにしていますが、
毎回、真摯な質問がたくさん出て、時間が足りないほどです。
学生のみなさんの問題意識を感じながら、
私自身、ライフワークである「地方自治」に対する思索を深め、
あわせて日々の仕事に生かしていきたいと考えています。

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┗━┛童話『ひょうたん池物語』が出版されました
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久元喜造著『ひょうたん池物語』(神戸新聞総合出版センター 税別1200円)が
出版されました。
1964年、東京オリンピックが開催されたころの神戸の里山が舞台です。

ジュンク堂など市内の書店で発売中ですので、お手に取ってご覧いただければ幸いです。

※ブログもご覧ください
  → 童話『ひょうたん池物語』(2016.12.08)
    https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=5963

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┗━┛ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2016.11.05-12.31)
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久元きぞうが更新しているブログから、いくつかご紹介します。
ぜひご覧ください。

◆ファーマーズマーケットの賑わい(2016.11.05)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4832

◆若い世代のみなさんとの対話(2016.11.16)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=5889

◆模擬国連の開催(2016.11.27)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=5927

◆自転車事故の想い出(2016.12.25)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=5942

◆児童虐待対応の第一線(2016.12.31)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=6033

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┗━┛神戸の歳時記・1月〜神戸港の開港
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150年前の1868年1月1日(慶応3年12月7日)の正午、当時の兵庫港が開港されました。

兵庫港の歴史は、古くは奈良時代に遡りますが、その後、
平清盛の時代に「大輪田泊(おおわだのとまり)」として日宋貿易の拠点となり、
鎌倉時代には、国内で随一の港として「兵庫津(ひょうごのつ)」と呼ばれました。
室町時代には、兵庫津は日明貿易の拠点として栄え、
江戸時代になると、鎖国政策のもと、西廻り航路の「北前船」や
内航海運の要港等として栄えました。

江戸末期には、日本との交易を望む諸外国の外圧により、1858年の日米修好通商条約など
安政五カ国条約を皮切りに、兵庫開港へと進んでいきました。
当時の記録によると、開港の日には開港を祝うアメリカ、イギリス、フランスなどの艦隊が
兵庫港に集まり、日本国旗をマストに掲げ、敬意を表する礼砲が発射されたそうです。

ところで、ここまでのところ、「神戸港」とせずに、敢えて「兵庫港」としましたが、
この2つの違いを御存知でしょうか?
『新修 神戸市史 歴史編II 近世』には以下のように記されています。

「兵庫開港について、条約にその地名ははっきり「兵庫」と記され、
また政治の場でもつねに「兵庫開港」と呼ばれていた。
しかし、のちに実際の貿易港となったのは
厳密な意味での兵庫港(和田岬と湊川先の間)ではなく、その東側の神戸村の海岸であった。
〔中略〕
慶応三年十二月七日付けで定められた開港関係規則によると、
大坂で貿易取引を行う場合でも、大坂港への外国船の入港は禁止され、
輸出入品はすべて「兵庫運上所」で改めを受け、関税を納めることとされている。
この兵庫運上所(後の神戸税関)は、居留地前の海岸の一角に設けられたものであるから、
明らかにその海岸を事実上の「兵庫港」として、
そこで輸出入品を積み降ろすことが定めされているのである。

このように「兵庫開港」は、旧来の兵庫港そのものを開くのではなく、
その東側の海岸に新たに海外貿易港を開設するという結果を見たのであり、
その区域が神戸港と呼ばれることになるのである。
なお、その後明治二十五年(1892)に至り、貿易量の増大に伴って
神戸港の港域が拡大され、兵庫港もその内に含まれるようになった」

今年、神戸市では、神戸開港150年を機に、様々なイベントや
歴史探訪の企画展等が開催されます。
これらの機会に、神戸港(兵庫港)の歴史を今一度振り返って頂くと、
新たな発見があるかもしれませんね。

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久元きぞう後援会連合会に是非ご入会ください
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神戸市長・久元きぞうへの支援の輪を広げましょう!!
後援会への入会申込みは、久元きぞうオフィシャルサイトから
簡単にお手続きできます。

ご入会は、こちら → https://hisamoto-kizo.com/supporters/support/

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編集後記(「神戸上昇気流メール」編集事務局より)
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数年前の年末、伊勢周辺へ行った時に、旅館のご主人から
「この地域の門松の竹は、笑っている口のような切り口にするんです」と
お聞きしました。

節のところで斜めに切ってある竹は、確かにどれも笑っているように見えて
とても楽しく、縁起がいい感じがしました。
それ以来、門松を見ると、切り口チェックをしてしまいます。
年末に姫路城に飾られたジャンボ門松も、楽しそうに笑っている竹でした。

この一年、門松のように、皆様が笑顔で過ごせますように!
本年も、どうぞご支援のほど宜しくお願いいたします。

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バックナンバーはこちら → https://hisamoto-kizo.com/mailmag/

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発 行 元:久元きぞう後援会連合会事務局
発 行 日:2017年1月18日(水)
U R L:https://hisamoto-kizo.com/
お問合わせ:info@hisamoto-kizo.com
住  所 :神戸市中央区磯辺通 4-2-26 新芙蓉ビル 8階
編集・発行:「久元きぞう・神戸上昇気流メール」編集事務局
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