神戸上昇気流メール Vol.28 2018.06.13号

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      ■ 神戸上昇気流メール ■
                       Vol.28 (2018.06.13号)
[目次]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】久元きぞうからのメッセージ
【2】ピックアップ~久元きぞうオフィシャルブログ(2018.04.23-06.07)
【3】神戸の歳時記・6月~諏訪山動物園の開園
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このメールは、久元きぞうが過去にお名刺交換をさせていただいた方、
久元きぞう後援会連合会にご入会くださった方、オフィシャルサイトから
応援メッセージをお送りいただいた方等にお送りしております。
大変恐縮ですが、今後当メールがご不要な方は
下記URLより配信停止のお手続きをお願いいたします。
※配信停止は、こちら
 → https://zheb.f.msgs.jp/webapp/form/20487_zheb_3/index.do

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┗━┛久元きぞうからのメッセージ
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–[目次]————————————–
メリケンパークの賑わい
初代兵庫県知事・伊藤博文
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~メリケンパークの賑わい~

メリケンパークは、1987年、神戸港開港120年の記念事業として、
当時のメリケン波止場と中突堤の間の海面を埋め立ててつくられました。
そして、昨年、神戸港開港150年の記念事業としてリニューアルされ、
4月5日に記念式典が行われました。

今回のリニューアルの特徴は、海と空に開かれた空間を目指したことです。
メリケンパークには、かつて実験船として建造された「ヤマト1」「疾風」が展示されて
いましたが、老朽化が進み、関係者のご理解をいただき、撤去することにしました。
そうすると、これまでにない、広々とした空間が出現しました。

また、芝生広場を整備するとともに、ソメイヨシノとオオシマザクラを計50本植え、
桜並木としました。
数年すると桜の木は生長し、大都市では珍しい海辺の桜の名所になると期待しています。
岸壁のすぐ傍には「BE KOBE」のモニュメントを設置しました。
インスタ映えする名所としてすぐに人気が出て、土日や夜には、行列ができるほどです。

スターバックスのカフェもオープン。
スタバとしては西日本で最大級の店舗で、二階建てのお洒落なデザインです。

夜になると、「BE KOBE」のモニュメント、桜並木、そしてこの4月にオープンした
噴水広場などが美しくライトアップされ、幻想的な光景が出現します。
リニューアルオープンして1年余りが経ちましたが、
以前に比べて訪れる方が格段に増えました。

ウォーターフロントはこれから大きく変貌していくと見込まれます。
すでに、新港第一突堤基部の再開発事業が始まっており、さらにこれから、
ポートタワーのリニューアル、中突堤中央ビルの再整備も予定されています。
日々進化している神戸のウォーターフロント。
ときどき足を運んでみてください。

~初代兵庫県知事・伊藤博文~

今年は、明治維新、神戸開港、そして兵庫県制150年の年です。
昨年は、神戸開港150年記念事業が一年を通して開催されました。
1868年は、我が国にとり、そして神戸にとっても、近代の幕開けを告げる重要な年でした。
西暦1868年1月1日、神戸港が開港、1月3日には王政復古の大号令が出されました。

こうした中で発生したのが神戸事件でした。
2月4日、三宮神社前を進んでいた備前藩の隊列の前を外国人が横切り、この外国人を
備前藩砲兵隊第三隊長、瀧善三郎の手槍が直撃、さらに発砲を加えたという事件です。
間もなく海岸に外国兵が散開して備前藩の隊列に射撃を開始し、
一時は外国軍隊が神戸を占領する事態となりました。
事態の収拾に当たったのが、長州藩士の伊藤俊輔(後の伊藤博文)でした。
得意の英語力を駆使し、水面下で折衝に当たりました。

2月8日、フランス、英国など各国の公使と、東久世通禧を代表とする新政府の幹部が
向かい合いました。
外国側の要求は、発砲を命じた藩士の極刑、関係諸国への陳謝で、
明治政府は備前藩を説得してこれを受け入れ、瀧善三郎の切腹は、神戸の永福寺において
各国公使検証のもとに行われました。
この交渉は「近代外交の第一ページ」であり、発足間もない明治政府の事態収拾能力を
内外に示す結果となりました。

4月、兵庫裁判所が設置されると伊藤は、外国事務局判事に任ぜられ、さらに7月12日、
兵庫裁判所を廃し、兵庫県が設置されると、初代兵庫県知事に任命されます。
ときに伊藤博文は、27歳でした。
伊藤の兵庫県在任は、約11か月でしたが、この間、「兵庫論」と呼ばれる建白書を
提出しています。
伊藤の主張は、後に廃藩置県として実現していくことになります。

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┗━┛ピックアップ~久元きぞうオフィシャルブログ(2018.04.23-06.07)
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久元きぞうが更新しているブログから、いくつかご紹介します。
ぜひご覧ください。

◆コシノヒロコ先生との対談(2018.04.23)
 → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=7567

◆中央区役所 引っ越し待ち時間が4分に。(2018.05.01)
 → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=7601

◆新開地・喜楽館、7月11日オープン!(2018.05.07)
 → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=7612

◆札幌とのご縁(2018.05.16)
 → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=7683

◆マッキンゼー社のアジア拠点が神戸に。(2018.05.18)
 → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=7701

◆海洋産業分野でのスコットランドとの連携(2018.06.07)
 → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=7761

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┗━┛神戸の歳時記・6月~諏訪山動物園の開園
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今から90年前の1928年(昭和3年)6月22日、諏訪山公園に
神戸市立王子動物園の前身である諏訪山動物園が開園しました。

明治35年に財産区である神戸区により、諏訪山に遊園地が設けられました。
当時、多くの大都市では動物園がありましたが、神戸市内には動物園はありませんでした。
そこで神戸区は、昭和3年6月に「神戸区営諏訪山動物園」を開園しました。

しかし、動物園として見るものが少なかったことから、同年12月には一時閉園となりましたが、
その後、猛獣舎の増設など施設を充実させ、翌昭和4年4月に再開園をしました。

再開園後は、市民の間で大変人気が高まり、8ヶ月足らずで18万人もの入園者となり、
その後も同園は、拡張工事や珍しい動物の入手に努めました。
ただ、財産区の経営では、次第に経営も苦しくなったため、
昭和12年には神戸市へ移管され、「神戸市立諏訪山動物園」となりました。

諏訪山動物園は、山の中腹に整備されたため、敷地がそれほど大きくはありませんでしたが、
日本で初めてのオオヤマネコやキンカジュー、
また当時大変珍しかったトラ、ライオン、チンパンジーなど哺乳類だけで87種類を有しており、
子供連れの来園者が絶えませんでした。

太平洋戦争の末期になると、度重なる空襲や食料不足もあり、
昭和21年3月には同園は閉鎖されました。
生き残った動物たちは、国際動物愛護協会の手で管理されていましたが、
戦後開催された「神戸博」の主会場の跡地(現在の王子公園一帯)に
動物園が建設されることとなり、動物達は諏訪山から王子の地に引越し、
昭和26年3月に現在の「神戸市立王子動物園」が開園しました。

現在の諏訪山公園は、市街地を見渡せる市民の憩いの場所になっており、
動物園跡には「子どもの園」として遊具も整備されていますので、ぜひお立ち寄り下さい。

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久元きぞう後援会連合会に是非ご入会ください
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簡単にお手続きできます。

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編集後記(「神戸上昇気流メール」編集事務局より)
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自宅で、いくつかの企業のカレンダーを使っていますが、
6月は偶然、2つが、苔むした風景の写真になっています。
片方は屋久島、もう一つは由布川峡谷(大分)です。
しっとりとして、青いような土臭いような匂いのする空気を思い出して、
森林浴をしているような気分になり、癒されます。

6日に梅雨入り宣言があり、深まった緑や紫陽花など、
爽やかな新緑とはまた違った楽しみのある季節になりました。
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発 行 元:久元きぞう後援会連合会事務局
発 行 日:2018年6月13日(水)
U R L:https://hisamoto-kizo.com/
お問合わせ:info@hisamoto-kizo.com
住  所 :神戸市中央区磯辺通 4-2-26 新芙蓉ビル 8階
編集・発行:「久元きぞう・神戸上昇気流メール」編集事務局
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