神戸上昇気流メール Vol.12 2015.11.11号
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■ 神戸上昇気流メール ■
Vol.12 (2015.11.11号)
[目次]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】久元きぞうからのメッセージ
【2】活動報告〜「歌・ピアノ・トークによる ラトビアの音楽と文化」
「久元きぞうと語る会」
【3】ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2015.09.12-10.20)
【4】神戸の歳時記・11月〜新開地の誕生
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このメールは、久元きぞうが過去にお名刺交換をさせていただいた方、
久元きぞう後援会連合会にご入会くださった方、オフィシャルサイトから
応援メッセージをお送りいただいた方等にお送りしております。
大変恐縮ですが、今後当メールがご不要な方は
下記URLより配信停止のお手続きをお願いいたします。
※配信停止は、こちら → https://s360.jp/form/31327-1008/
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┗━┛久元きぞうからのメッセージ
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〜市長就任から2年を迎えます〜
この11月20日、矢田前市長からバトンを受け継ぎ、2年になります。
振り返れば、一昨年の10月27日の選挙では、
温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。
あの日のことは、今でもよく想い起こします。
開票状況を見ながら、敗戦を覚悟しました。
そのとき、とても寂しかったのを覚えています。
神戸のあちこちに足を運んだときの光景が次々に脳裏に浮かびました。
さまざまなご意見をお伺いしながら、
ここではこんな取り組みができるのではないだろうか、
あそこはもう少しこうしたらいいのではないだろうか、・・・と、
いろいろ考えたことが、そのときどきの光景ととともに蘇り、
もう自分の手でそれらに挑戦することはできないのだ、と思うと、
いいようもなく寂しかったのです。
ふと我に返り、こんなことではいけないと、
敗戦の弁を考え始め、何とか文章が頭の中で整ったとき、
当選確実の報が入り、呆然としたのを覚えています。
選挙事務所での挨拶は、しどろもどろでした。
いま、私は、あのとき脳裏に浮かんだ発想やアイデアを、
自分なりに実現することができる立場を与えていただいています。
もちろん仕事は一人ではできませんから、
さまざまな立場のみなさんと議論し、
ご協力をいただいて初めて可能になるわけですが、
そのような立場を与えていただいていることの幸せと責任の重さを、
改めて感じます。
お約束した政策の実施状況は、近日、発表する予定です。
さらに自らに鞭打ち、スピーディーに仕事を進めていきます。
〜震災復興 — 残された課題の最終的解決〜
震災から20年。
神戸の街は、市民の力で、見事に復興しました。
財政再建についても、何とか目途をつけることができました。
震災20年を期に、残された課題の最終的な解決を図り、
新しいステージに踏み出していくべき時期です。
残された課題の一つは、災害援護資金貸付金です。
震災で被害を受けた方々に貸し付けた生活資金です。
この問題は、Vol.10 でも書きましたように、
未だ返済が完了せず、少額で償還されている皆さんが多数おられます。
私は、東日本大震災に比べてはるかに厳しすぎる免除要件の
緩和を求めてきたところ、
国は、基本的には、自治体の判断で免除できるという判断を示しました。
国の新判断に基づき、現在、借受人の資産、負債の状況の調査を進めています。
完済・弁済できる見込みがないと判断される場合には、
保証人の資力状況も調査した上で、償還を免除する方向で対応します。
二つ目は、新長田の再開発地区についてです。
震災で大きな被害を受けた新長田南地区では、
再開発事業が進められてきました。
住宅建設が進み、居住人口は、震災前をかなり上回っていますが、
就業人口は震災前を大幅に下回っており、
寂れているのではないかとの指摘を受けてきました。
そこで、9月27日、県庁で、井戸敏三知事と共同記者会見を行い、
新長田の再開発地区内に、
兵庫県と神戸市が共同で新しい庁舎を設置する方針を発表しました。
アスタくにづか地区の事業用地に、神戸市の責任で新しい庁舎ビルを建設し、
兵庫県と神戸市の行政機関を入居させます。
新庁舎に移転する職員の総数は、約1000人を見込みます。
新長田再開発地区内の就業人口は現在3500人ですから、大幅に上積みされます。
このような取り組みを加速させることにより、
新長田再開発地区の賑わいを創出していきます。
最後に、民間借上住宅ですが、
矢田前市長の下で決められた方針に基づき、ぶれることなく、
入居者のみなさんに丁寧に説明を行いながら、解決を図っていきます。
このようにして、残された課題の最終的解決を図り、
ポスト震災20年の神戸をさらなる高みに押し上げていくために、
全力を尽くします。
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┗━┛活動報告〜「歌・ピアノ・トークによる ラトビアの音楽と文化」
「久元きぞうと語る会」
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〜「歌・ピアノ・トークによる ラトビアの音楽と文化」〜
9月19日(土)に、東灘区の「うはらホール」で、
音楽とトークを織り交ぜながら、催しを開催いたしました。
当日は、約500名のみなさまに参加いただきました。
ラトビアはバルト三国の一つで、首都のリガ市は、神戸市と姉妹都市です。
前半は、家内の久元祐子のピアノ演奏、
ラトビア出身のウナ・ウラさんの歌をお楽しみいただき、
後半は、私との対話フォーラムを行いました。
初めての試みでしたが、楽しい雰囲気で終えることができました。
ご参加いただきましたみなさまに、感謝申し上げます。
〜「久元きぞうと語る会」〜
10月2日(金)に、神戸ポートピアホテルで、「久元きぞうと語る会」を開催し、
2000名を超えるみなさまに参加いただきました。
心よりお礼を申し上げます。
2年前の選挙のことを振り返りながら、
ポスト震災20年の神戸の街づくりについて、
日ごろ考えていることの一端を、述べさせていただきました。
各テーブルを回り、温かいお声をかけていただき、
新たな力を得た想いがいたします。
力強いお励ましを胸に、
神戸の発展と神戸市民のみなさまの幸せのため、全力を尽くす決意です。
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┗━┛ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2015.09.12-10.20)
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久元きぞうが更新しているブログから、いくつかご紹介します。
ぜひご覧ください。
◆優れた音楽は体に良い?(2015.09.12)
→ https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4189
◆北区の農地を歩く。(2015.09.23)
→ https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4232
◆ルポ保育崩壊(2015.10.02)
→ https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4180
◆日経「神戸港 よみがえる競争力」(2015.10.07)
→ https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4300
◆高校受験の頃(2015.10.20)
→ https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=3532
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┗━┛神戸の歳時記・11月〜新開地の誕生
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神戸を代表する庶民のにぎわいの街「新開地」が誕生して、
今年で110年になります。
新開地は、1905年(明治38年)11月、旧湊川を埋め立てた跡地に生まれました。
かつて神戸地区と兵庫地区の間を流れていた湊川は、
土砂の堆積が長年進んだことで川床が周辺地に比べて高くなり、
東西交通の妨げとなっていたほか、
河口付近に沈殿した土砂で船の運航に支障が生じ、
さらには水害を引き起こす要因にもなっていました。
そこで、1894年(明治27年)に鴻池善右衛門や藤田伝三郎らよって、
湊川改修会社の設立計画が立てられました。
しかし、工事への不安を訴える周辺住民や、
民間ではなく市の事業として行うべしとする人たちによって
反対運動が展開されるなど、会社設立はなかなか実現には至りませんでした。
このような状況が一変したのは、
1896年(明治29年)8月31日に発生した大豪雨がきっかけでした。
当時の記録によると、
この豪雨により湊川の堤防は100メートルに渡って決壊し、
死者38名、浸水被害7922戸などの甚大な被害がもたらされています。
この大水害を機に、湊川改修株式会社の設立に向けた動きが進み始め、
1897年(明治30年)11月、湊川流路の西側付け替えと
650mにもおよぶ湊川隧道(会下山トンネル)の掘削を伴う
大工事が始まりました。
この工事は、兵庫運河の開削、水道の敷設と並んで、
明治期の神戸市三大事業と呼ばれています。
1901年(明治34年)、工事がついに完成し、
待望の「新湊川」の通水式が行われました。
その後、河口付近の埋め立てが1905年(明治38年)まで続けられ、
旧湊川の跡地は、「新開地」と呼ばれるようになります。
程なく、この新開地には、芝居小屋や活動写真小屋が急速に立ち並び始め、
やがては「東の浅草、西の新開地」と謳われるほどの、
全国有数の娯楽のメッカへと変貌していくこととなるのです。
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編集後記(「神戸上昇気流メール」編集事務局より)
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10月2日に開催した「久元きぞうと語る会」に際しましては、
ご参加くださった方々、残念ながらご参加がかなわなかった方々からも、
たくさんの応援のお言葉をいただきました。
本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
温かいお言葉を励みに、これからも頑張ってまいりますので、
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
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発 行 元:久元きぞう後援会連合会事務局
発 行 日:2015年11月11日(水)
U R L:https://hisamoto-kizo.com/
お問合わせ:info@hisamoto-kizo.com
住 所 :神戸市中央区磯辺通 4-2-26 新芙蓉ビル 8階
編集・発行:「久元きぞう・神戸上昇気流メール」編集事務局
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