神戸上昇気流メール Vol.09 2015.05.20号

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■ 神戸上昇気流メール ■           Vol.9 (2015.05.20号)
         可能性を、安定した成長へ
[目次]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】久元きぞうからのメッセージ
【2】活動報告〜人口減少に対応した神戸創生への取り組み
【3】ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2015.03.02-05.17)
【4】神戸の歳時記・5月〜ポートライナー
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このメールは、久元きぞうが過去にお名刺交換をさせていただいた方、
久元きぞう後援会連合会にご入会くださった方、オフィシャルサイトから
応援メッセージをお送りいただいた方等にお送りしております。
大変恐縮ですが、今後当メールがご不要な方は
下記URLより配信停止のお手続きをお願いいたします。
※配信停止は、こちら → https://s360.jp/form/31327-1008/

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┗━┛久元きぞうからのメッセージ
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–[目次]—————————
財政の回復と未来への可能性
人口の定住・移住のために
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〜財政の回復と未来への可能性〜

神戸市は、これまで断固たる決意で行財政改革を進め、
財政状況は大きく改善してきました。
そのような成果が目に見える形で現れたのが、神戸市債の格付けです。

国債や地方債については、
格付機関がその信用力を評価して格付けをしています。
神戸市では、従来から格付投資センター(R&I)の格付けを受けてきましたが、
先月、神戸市の格付は、従来の「AA:安定的」から
「AA+:安定的」に格上げされました。

地方自治体の格付けが国債と連動することなく、
単独で変更されることは、ほとんどないことです。

評価ポイントとして、格付投資センター(R&I)は、次の点を挙げています。

・企業集積が順調に進んでいる神戸医療産業都市が
 国家戦略特区に指定され、今後さらに域内経済の発展に
 一段と弾みがつく可能性が高いこと。

・震災で急増した市債残高は、
 国の制度により発行している臨時財政対策債を除けば、
 震災前の水準まで削減が進んだこと。

・外郭団体の経営改革がほぼ終了し、
 将来の追加的な財政負担が生じるリスクは大幅に軽減されたこと。

・都市間競争の強化に向け、
 三宮周辺地区の再整備などへの取り組みとともに、
 行財政改革にも手綱を緩めずに取り組む方針であり、
 財政健全化が今後とも進む可能性が高いこと。

震災から20年、私たちは、財政対応力を回復させ、
未来に向けての可能性を手にすることができています。
この可能性を大切にして、
神戸の安定した成長につなげていかなければなりません。

神戸市を大きく発展させるためのプロジェクトを、
スピーディーに進めていきます。

〜人口の定住・移住のために〜

財政面で明るい兆しが見える一方、神戸市の人口が3年続けて
減少しているという事実も真正面から受け止める必要があります。
神戸市の合計特殊出生率は、1.28で、
全国平均の1.45に比べて低い状況にあります。

女性がどのような人生設計を描くかは、
もちろん一人一人の選択ですが、
社会が持続可能であるためには、女性が子供を産み、
育てることができる環境をつくっていくことが不可欠です。

神戸市では、保育定員を平成26年度には
約2500人分拡大するなどの対応を行ってきた結果、
待機児童は、平成26年4月1日の123人から、
平成27年4月1日は13人と大幅に減少しました。

中央区、兵庫区、北区、長田区、垂水区では、
待機児童はゼロになりました。
平成27年度も、引き続き約1200人分の拡大を予定しています。

子育てしやすい環境の整備を含め、
域外から神戸に移り住んでいただく、
定住・移住の取り組みが必要です。

域外のみなさんに神戸に住みたい、神戸で暮らしたい、
神戸で働きたいと思っていただくためには、神戸市民のみなさんが、
神戸で住み続けたいと思っていただけるような
街にしていかなければなりません。

各分野にわたる政策をバランスよく展開していく必要がありますが、
とりわけ教育については、
この4月から市長の役割が強化されたこともあり、
教育委員会と連携しながら、力を入れて取り組んでいきます。

とりわけ、学力の向上はたいへん重要です。
教育の目的が学力の向上だけをめざすものではないことは自明ですが、
このことは、学力の向上を否定するものではありません。

残念ながら、神戸市立の小学校の学力水準の平均は、
全国比較でみると、決して高いとは言えません。
学力向上のための積極的な取り組みを加速するとともに、
子供たちの規範力を培い、
生きる力をしっかりと身に着けることができるような
神戸の教育を行っていきたいと思います。

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┗━┛活動報告〜人口減少に対応した神戸創生への取り組み
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昨年11月に「まち・ひと・しごと創生法」が制定され、
我が国が抱える人口減少、少子・超高齢化の構造的課題に、
国・地方が総力を挙げ真正面から取り組むこととされました。

神戸市では、それに先駆け、昨年7月から
日本創生会議座長で元総務大臣の増田寛也氏をお迎えし、
「今後の神戸市の人口動態に関する有識者会議」を設置の上、
神戸市の人口動態の現状分析や施策の検討などを進めています。

今年度は、それらをふまえ神戸市として人口減少への対応策を
「神戸版の地方創生戦略」としてまとめあげる重要な年度です。

その際には、神戸の現状を可能な限り
正確かつ多面的な客観データで明らかにしながら、
他都市と比べて先駆性が光る施策を生み出し、
結婚・出産・子育ての環境整備や、
雇用の場・神戸への人の流れの創出につなげていければと
考えています。

また、これら戦略の検討にあたっては、
神戸市のみで進めるのではなく、
兵庫県や近隣の市町との連携のもと、
神戸の産業界や大学、さらには金融機関など、
いわゆる「産官学金労言」の幅広い分野のみなさんに
ご意見を聞きながら、進めていきたいと考えています。

神戸でも、3年連続で人口が減少するなど、
対応は待ったなしと言えます。
神戸創生への取り組みを是非、
みなさんとともに力強く進めていきたいと思います。

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┗━┛ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2015.03.02-05.17)
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久元きぞうが更新しているブログから、いくつかご紹介します。
ぜひご覧ください。

◆祝・ラグビーワールドカップ神戸開催決定(2015.03.02)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=3404

◆中谷美紀さん主演『繕い裁つ人』(2015.03.07)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=3421

◆大学生のみなさんとの円卓会議(2015.03.15)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=3458

◆『イーハトーブの風』 — 私の好きな曲㈷(2015.04.04)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=3475

◆寺谷から木津へ新緑の山歩き。(2015.04.27)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=3645

◆歴史的建築物の保全・活用(2015.05.17)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=3720

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┗━┛神戸の歳時記・5月〜ポートライナー
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新緑に嬉しさを感じる季節になりました。
5月の神戸市の出来事をご紹介します。

昭和53年5月26日に、新交通システム・ポートアイランド線の
起工式が行われました。

昭和56年3月開幕予定の博覧会「ポートピア’81」に間に合わせるため、
通常であれば4年近くかかるであろう工期を、
半分の2年で仕上げるという極めてハードルの高い工事でした。

工期に加え、工法面でも難易度の高い施工が要求されました。
阪神高速道路と浜手バイパスのくぐり抜けなど、
当時、昼間に10万台近くの車が通行する区間を、夜だけ通行止めし、
徐々に橋桁を伸ばしていくという手延工法が取られました。
翌朝には完全に高速道路として解放しなければならず、
夜間のほんの数時間が勝負でした。

このような幾多の困難を克服しながら、昭和56年2月5日に、
わが国初の無人自動運転による新交通システム
「ポートライナー」が待望の営業運転を開始しました。
ポートピア’81の開催期間中、訪れた人々が、歓声を上げながら
我先にとポートライナーに乗り込む姿があちこちで見られました。

そして、5月25日には、昭和天皇がご乗車され、
次のお歌をお詠みになられています。

「神戸ポートアイランド」
めづらかにコンピューターにて動きゆく 電車に乗りぬここちよきかな

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編集後記(「神戸上昇気流メール」編集事務局より)
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ポートライナーは、平成28年春から、2編成が増備され、
ラッシュ時の混雑緩和が期待できそうです。

また、六甲ライナーは、車両の更新が決まったそうで、
どんな新型車両が登場するのか、楽しみですね。

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発 行 元:久元きぞう後援会連合会事務局
発 行 日:2015年5月20日(水)
U R L :https://hisamoto-kizo.com/
お問合わせ:info@hisamoto-kizo.com
住  所 :神戸市中央区磯辺通 4-2-26 新芙蓉ビル 8階
編集・発行:「久元きぞう・神戸上昇気流メール」編集事務局
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