新しい「港島クリーンセンター」の供用開始
令和3年1月14日に自動車メーカーと協定を結び、電気自動車(EV)を活用した災害時給電サイクルを構築しました。避難所で使用された電力を港島クリーンセンターの発電設備を用いて充電することにより、継続的に電力を供給できます。これにより、避難所において1,500Wの消費電力で最大40~60時間の給電が可能になりました。
平成29年4月1日、旧港島クリーンセンターの老朽化に対応するため、ポートアイランド第2期に新しい港島クリーンセンターを移転し、供用を開始しました。これにより、苅藻島クリーンセンターを焼却停止し、市内のごみ焼却施設は3クリーンセンター体制となり、より効率的で安定した焼却体制となりました。港島クリーンセンターでは最新鋭の焼却炉を導入し、有害物質の発生を抑制するほか、高効率発電を実施し、最大15,200キロワット(約3万世帯分)の電気を作るなど、地球温暖化防止にも寄与しています。また、災害時等のインフラ途絶時にも焼却を継続(1週間以上)できるなど、災害に強い施設となっています。