神戸上昇気流メール Vol.13 2016.01.15号

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      ■ 神戸上昇気流メール ■
                       Vol.13 (2016.01.15号)
[目次]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】久元きぞうからのメッセージ
【2】ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2015.11.02-12.31)
【3】神戸の歳時記・1月〜神戸市立生糸検査所の開所
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このメールは、久元きぞうが過去にお名刺交換をさせていただいた方、
久元きぞう後援会連合会にご入会くださった方、オフィシャルサイトから
応援メッセージをお送りいただいた方等にお送りしております。
大変恐縮ですが、今後当メールがご不要な方は
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┗━┛久元きぞうからのメッセージ
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–[目次]——————————-
新しいステージへのアプローチ
都市の規模より都市のグレードへ
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〜新しいステージへのアプローチ〜

かつて神戸は、『株式会社』と呼ばれていました。
山を削って、ニュータウンを造成し、海を埋め立て、
最先端の海上文化都市をつくっていきました。

もういちど『株式会社』時代に戻り、
活力ある街づくりを進めるべきだという意見をときどきお聞きします。
当時苦労され、活躍された先輩の方々のご経験や想いに学びたいと思います。

しかし、あの時代と同じ手法で神戸の発展を図っていくことは、
やはり現実的ではないと思います。
空家が年々増加し、ニュータウンの空洞化が目立つようになっており、
それらの問題を放置して、外延部の開発を進めていくことが
時代に適合しているとは思えません。

むしろ、既成市街地の再生を図ることが大事なのではないでしょうか。

鉄道の主要駅周辺の再開発を図り、
幹線道路沿いの住宅立地を進めていくことが大切です。
まだまだ住める空家がたくさん放置されており、
その再活用を図ることも、重要な課題です。

つまり、居住都市としての魅力を高めていく方策が求められています。
都市としての総合力を高めていかなければなりません。
子供・子育て、学校教育の分野での施策の拡充・充実はとても大事です。

とくに、公立小中学校教育については、
漫然とこれまでのやり方を踏襲することなく、
学力の向上を中心に、学校現場の改革を進め、
神戸で子供の教育を受けさせたいと思っていただけるような
教育改革を進めていきます。

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〜都市の規模より都市のグレードへ〜

人口減少対策は重要ですが、
ひたすら都市の規模を追い求める時代でもありません。
我が国はすでに2008年をピークに人口減少時代に移行しており、
神戸も、このような時代にふさわしい都市像を
追い求めていく時代になっています。

神戸市民が戦災、震災などの試練を乗り越えて
創り上げてきた神戸の街のたたずまい、風格をさらに磨き上げ、
グレードの高い街を目指したいと思います。

海と六甲山から見た神戸のたたずまいが、
神戸の香りを残しながら、都市の成長に応じて、
新しい美しさを求めて変容していくことが求められます。

まちのたたずまいとともに、神戸らしい芸術文化、
訪れる方々をわくわくさせる非日常的雰囲気、
東京・大阪とは一味違ったお店が集まる繁華街など、
もともと神戸が誇ってきた遺産に磨きをかけ、掘り下げ、
新しい角度からさらなる高みに上っていく取り組みが求められています。

行政は、民間事業者のみなさんのアイデアや想いを
しっかり受け止め、それらを引き出し、
洗練された政策に練り上げていくことが求められています。
衆知を結集し、神戸のグレードを高める政策の具体化を進めます。

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┗━┛ピックアップ〜久元きぞうオフィシャルブログ(2015.11.02-12.31)
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久元きぞうが更新しているブログから、いくつかご紹介します。
ぜひご覧ください。

◆六甲アイランド・ライトアップが完成(2015.11.02)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4363

◆「コンクール」から「国際芸術祭」へ進化できないか。(2015.11.20)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4442

◆鈴高新聞 1995年2月28日号(2015.12.04)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4486

◆獅子ヶ池再生の軌跡(2015.12.21)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4538

◆神戸へのお試し移住(2015.12.24)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4549

◆震災20年の年の大晦日に。(2015.12.31)
  → https://hisamoto-kizo.com/blog/?p=4557

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┗━┛神戸の歳時記・1月〜神戸市立生糸検査所の開所
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少し気が早いですが、1年後の2017年(平成29年)1月1日、
神戸港は、開港からちょうど150年を迎えます。

開港以来、神戸港とともに歩んできた国際港都・神戸ですが、
1868年の開港当時、神戸港から海外へ送り出された輸出品は
どのようなものがあったのか、ご存知でしょうか?

当時、輸出で最も多かった品目が「お茶」。
続いて多かったのが「生糸」。
この2品目で、輸出総額の約6割を占めたそうです。
この他、「菜種油」や「スルメ」、「昆布」、「陶磁器」など
多岐にわたる品々が扱われていました。

とりわけ生糸は、当時の政府からも最重要輸出品として重視され、
その品質保持を徹底するため、
1896年、農商務省が横浜と神戸に生糸検査所を設置しました。

しかしながら、好調な横浜を尻目に、
農商務省神戸生糸検査所は、1901年(明治34年)3月に
業績不振により閉鎖されてしまいます。
当時、生糸の生産地は東日本に多く、
輸出用生糸の大半が横浜生糸検査所に運び込まれたからでした。

ところが、神戸が閉鎖されて以後、
関西の蚕糸業が急速に進歩し始めます。
1920年(大正9年)当時の農商務省統計を見ますと、
生糸生産高は、関東が57%に対し関西は43%と、
相半ばする状態にまで発展しました。

また、関西生糸の品質は海外でも高く評価され、
当時のニューヨーク市場でも
「関西優等品」として特に評価されたそうです。

そんな中、1923年(大正12年)9月に関東大震災が発生します。
震災により横浜生糸検査所も一部が焼失し、
わが国唯一の生糸輸出港であった横浜港も、
貿易港としての機能を失うなど、
生糸輸出が途絶する事態となりました。

ことここに至り、全国の蚕糸業者や神戸商業会議所の後押しもあり、
当時の第6代神戸市長石橋為之助が、神戸市立の生糸検査所設置を決断し、
92年前の1924年(大正13年)1月、
神戸市立生糸検査所が正式に開所されました。

現在は、デザイン都市・神戸の中核拠点
「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」として
再生された旧神戸生糸検査所。
その歴史には、神戸開港以来、
わが国の発展を支えた一大産業の盛衰が刻み込まれています。

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編集後記(「神戸上昇気流メール」編集事務局より)
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新しい年が始まりました。

昨年のお正月は雪が降りましたが、この冬は年末から
梅や椿が咲いていて、ちょっと不思議な感じでした。

皆様に良いことがたくさんある、素晴らしい一年になりますように。
本年も、どうぞご支援のほど宜しくお願いいたします。

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発 行 元:久元きぞう後援会連合会事務局
発 行 日:2016年1月15日(金)
U R L:https://hisamoto-kizo.com/
お問合わせ:info@hisamoto-kizo.com
住  所 :神戸市中央区磯辺通 4-2-26 新芙蓉ビル 8階
編集・発行:「久元きぞう・神戸上昇気流メール」編集事務局
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