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毎日新聞 令和2年2月17日(月)朝刊

AI活用の機器開発
神戸未来医療構想 国事業に採択
市、神大や企業と連携し提案

 神戸医療産業都市(神戸市中央区)で、人工知能(AI)やロボットを活用した医療機器の開発を目指す「神戸未来医療構想」が、内閣府の「地方大学・地域産業創生交付金事業」に採択された。神戸市が神戸大や医療系企業と連携して提案した。事業は2019年度から10年間の予定で、23年度までの5年間で事業費14億5000万円のうち、国から9億3000万円の交付金を受けられる。若者の就職先の創出も期待される。

 構想の拠点は、神戸大医学部付属病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)内に新たに整備する「リサーチホスピタル」。AIや5G(次世代移動通信システム)など最新技術を使った医療機器の開発や、医療と工学の知識を兼ね備えた人材の育成に取り組む。

 検査医療大手のシスメックスと、川崎重工業が設立したロボットベンチャー「メディカロイド」など、市内に拠点を置く医療機器メーカーが加わる。メディカロイドは国産初となる手術支援ロボットを開発中で、構想を通して付加価値を高める狙いがある。

 久元喜造市長は「手術用ロボットはインフラ輸出の一翼を担えるのではないか」、神戸大の武田廣学長は「市とともに若者に選ばれるまちを目指したい」と語った。【反橋希美】

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