メディア掲載

media

共同通信 令和2年1月10日(金)配信

「にぎわい創出仕掛ける」
 再開発の長田区、神戸市長

 神戸市の久元喜造(ひさもと・きぞう)市長(65)は、阪神大震災から17日で25年を迎えるのに当たり、10日までに共同通信のインタビューに応じた。甚大な被害を受けた同市長田区の復興再開発について「就業人口が減ってにぎわいの喪失につながった。新たな仕掛けが必要だ」として、多くの人が訪れる街づくりに取り組む姿勢を示した。

 昨年6月、長田区に兵庫県と市の合同庁舎が完成した。久元氏は、民間のオフィスや店舗も増えつつあるとして「就業人口は震災前に匹敵する規模になる」と予想。「ハードだけでなく、長田に来たいと思わせる非日常性をどう演出できるか考えたい」と意欲を見せた。

 震災後の市政運営について「(前任の2人が)災害に脆弱(ぜいじゃく)だと自覚し、災害に強い街づくりを進めた。その思いは通底している」として、砂防ダム整備や浸水対策を加速させる方針を示した。

 復興の過程で浮かび上がった課題としてはコミュニティーの弱体化を挙げた。「人間は一人では生きられない。あらゆる人の知恵を結集して、顔の見えるコミュニケーションをどう維持するかが問われる」と述べ、対策を検討してくとした。

LinkedIn にシェア
LINEで送る
Pocket