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神戸新聞 令和3年2月16日(火)朝刊 5面

(アンカー神戸 特集 市長インタビュー部分のみ)

医療、ものづくりで新産業を
学生らの起業拠点に

 アンカー神戸を企業の交流を通し、泉のごとく新しい発想が湧き出る場所にしたい。社会、神戸の課題をイノベーションで解決に導きたい。

 神戸経済は、ものづくり企業などを中心に発展してきた。1995年の阪神・淡路大震災で壊滅的打撃を受け、次世代産業育成が課題の中、震災復興事業としてスタートさせたのが神戸医療産業都市で、融合による産業創出を目指した。

 今では国内最大のバイオメディカルクラスター(集積拠点)に成長。医薬品開発だけでなく、川崎重工とシスメックスが医療用ロボット開発のメディカロイドを設立。コロナ禍では、スーパーコンピューター富岳による飛まつの飛散シミュレーションや、医療ベンチャーT-ICUによる遠隔診療サービスなど、大きな貢献を果たしている。

 一方で、エリア外の企業、市民から遠い存在であったが、アンカーに企業や研究者、大学、ドクターらが集い、ものづくり企業など違う分野の人と交流することで、新たな産業を興したい。

 神戸市は500KOBEアクセラレーター事業、アーバンイノベーション神戸事業など、スタートアップ支援事業にも注力している。きっかけは、サンフランシスコ視察。市民、企業、NPO、市職員が生き生きと市の課題解決に向けて協議している様子に、新しい発想で課題解決できると考えた。テクノロジーは人が使いこなすことで豊かな生活を実現できる。今後さらなるスタートアップの参画を図り、エコシステム構築につなげたい。もちろん、アンカーも重要な一員だ。

 神戸は日常性と非日常性の両方を備えたまち。フロアからは六甲山系の雄大な眺望が望め、非日常の中でクリエーティブな発想ができる。多彩なメンター、総合コンテンツプロデューサー高岡浩三氏など、手厚い支援もある。学生、若者の起業など、人材育成し、神戸から雄飛させることも大きな目標だ。

(談)

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