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神戸新聞1月15日に、市役所2号館建替え検討の記事と、震災21年インタビューが掲載されました

神戸新聞1月15日に、市役所2号館建替え検討の記事と、震災21年インタビューが掲載されました。

神戸市役所 2号館建て替え検討へ
震災で6階崩壊 集客施設導入も

 阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市役所2号館(同市中央区)について、同市が2016年度にも建て替えの検討に着手することが14日、分かった。庁舎機能だけでなく、集客施設などの導入も検討材料となる見通し。隣接する東遊園地も利用者増を狙い芝生化する方針で、神戸・三宮の中心街から旧居留地、ウォーターフロント方面など南部への回遊性向上を目指す。

隣接・東遊園地は芝生化
 同市役所2号館は、兵庫区から移転した市役所本庁舎として1957(昭和32)年に完成。もともとは8階建てだったが、95年の震災で6階部分が上層階に押しつぶされるように崩壊した。財政上の問題から建て替えは見送られ、6〜8階部分を撤去して5階を造り直し、4階以下は修繕や補強で対応した。現在は5階建てで、住宅都市局や建設局などが入るが、建物の老朽化が問題となっている。
 一方、同市は神戸・三宮周辺の再整備を目指しているが、市役所(1〜4号館)が三宮中心部から旧居留地やウォーターフロントなどへの動線上にあるため、観光客らの流れをせき止めているとの指摘もある。
 同市の久元喜造市長は17日の震災21年を前に神戸新聞社のインタビューに応じ「三宮に降り立った人の回遊性を高めることが非常に重要」と強調。市役所2号館の再整備検討方針を示した上で、「全て市役所の機能にするのではなく、民間と連携し、にぎわいや人の流れをつくるために幅広く市民レベルで議論してもらうことが必要」などと述べた。
 また、久元市長は市役所南側にある東遊園地の運動場(約3100平方メートル)を芝生化する方針も表明。昨年6〜12月、園内の約200平方メートルに芝生を張る実施実験が利用者に好評だったという。16年度は希望を広げる見込みで、「市民主体の多彩なイベントで人が集う場に生まれ変わらせたい」と話した。
(紺野大樹)


阪神・淡路大震災21年インタビュー

 阪神・淡路大震災から17日で21年を迎えるのを前に、兵庫県の井戸知事と神戸市の久元喜造市長が、神戸新聞社のインタビューに応じた。ポスト震災20年のまちづくりや住宅の耐震化促進に意欲をみせる一方、当時の経験や教訓を伝えていく必要性を強調した。

久元喜造・神戸市長

ーポスト震災20年、検討が本格化している都心部のまちづくりをどう描く。
 「三宮の駅近くにタワーマンションが林立すると、買い物やグルメ、アートといった機能が衰退する可能性があり、居住と商業・業務の機能の両立を図りたい。大阪のベッドタウンにならないためには、都心部と各地域とのバランスも大切。行政機関の一部移転を検討している新長田駅南地区や、区役所再整備が進む北、兵庫区では地域全体の活性化につながる展開を考える」

ー東遊園地(神戸市中央区)で開催される「1・17のつどい」など、震災の追悼行事に対する氏の関わり方は。
 「年月の経過によって行事の在り方が変わっていくのは避けられない。追悼から防災へという趣旨の広がりなど、市民レベルの活動の変化を敏感にキャッチし、何をやるべきかを考えることが重要」

ー復興住宅の高齢化が進む。
 「見守り活動を行うNPO法人などさまざまな団体と情報を共有し、入居者が孤立しないように手を差し伸べていきたい。若者や子育て世帯の入居促進にも取り組む」

ー刈り上げ復興住宅「キャナルタウンウェスト1〜3号棟」(同市兵庫区)が30日に返還期限を迎えるが、氏の転居制度に反対している世帯がいる。
 「市の入居継続用件で対応する。(要件に該当しない世帯が)期限後も明け渡さない場合は、法的措置を視野に入れなければならないが、理解を求める努力を続けていきたい」

(聞き手・小川晶、紺野大樹、撮影・小林良多)

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