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Activity

平成30年10月

本庶佑先生のノーベル賞「生理学・医学賞」の受賞

本庶佑先生のノーベル生理学・医学賞の受賞発表がありました。
10月1日の受賞決定の報道がなされた直後、本庶先生に、午後7時からの京都大学での記者会見の直前で慌ただしい時間帯でしたが、私から電話をさせていただき、お祝いをお伝えすることができました。
本庶先生は、このとき私からの電話がつながってことについて、後日、「神戸とのご縁を感じました」と仰っていただき、ありがたく感じています。
本庶先生の研究成果により、がん治療における従来の概念を大きく超える画期的な医療技術が生み出され、既に多くの患者のみなさんの命が救われています。今後、さらにその恩恵を受ける患者さんが増えていくと改めて期待しています。日本が誇るすばらしい研究者である本庶先生に、神戸医療産業都市推進機構の理事長として神戸医療産業都市を導いていただいていることは、神戸にとって名誉なことであり、力強く感じています。

神戸医療産業都市20周年

10月、神戸医療産業都市は20周年を迎えました。
4月に神戸医療産業都市推進機構は、本庶佑理事長の強力なリーダーシップのもと、同機構への発展的な改組を行うことができました。
本庶理事長には新たな免疫機構研究部を立ち上げていただき、免疫細胞の活性化をコントロールすることにより、さまざまな炎症性疾患の症状改善を図る研究に取り組んでいただいています。この研究が進展し、神戸市民をはじめたくさんの患者さんの救いとなることを大いに期待しています。
10月19日には本庶先生にもご出席いただき、20周年を迎える神戸医療産業都市の記念式典を行いました。また、ノーベル賞受賞決定記念シンポジウムも開催し、国内外の最新の研究成果を神戸から発信しました。
本庶先生から『神戸市民のみなさんへ』コメントをいただきました。
「国内外から注目されている神戸医療産業都市が身近にあることを、すべての神戸市民に誇りと思ってもらえるよう、私たちはこれからも努力を続けていきますし、そういったことに、今回の受賞が少しでもプラスに働くのであれば、大変うれしく思います」
とてもありがたい内容でした。

デザイン都市・神戸10周年

10月16日、ユネスコ創造都市ネットワーク「デザイン都市」に認定されて10周年を迎えました。
阪神・淡路大震災からの復興の中で、デザインの視点で神戸らしさを見つめ直し、新たな魅力と活力を創り出し、くらしの豊かさを創造する都市戦略を進めてきました。
デザインの役割は年々拡大し、暮らしに密接したものとなっており、市政にもさまざまな形でデザインの力を取り入れています。
車道を活用した憩い空間創出の社会実験「KOBEパークレットの取り組み」がグッドデザイン賞を受賞したことなどがその例です。
今後ともデザインの力を取り入れたまちづくりを進めていきます。

空き家・空き地に関する新たな取り組み

地域の荒廃につながる老朽危険家屋など、全市的に問題となっている「空き家・空き地」対策にはこれまでも力を入れてきました。
10月からは、「空き家・空き地」の活用に関する3つの新たな取り組みを開始しました。

  • ①神戸市すまいの総合窓口「すまいるネット」において従来から行ってきた「空き家」活用相談に加え、所有者からの「空き地」の活用、管理に関する相談にも応じる「空き家等活用相談窓口」を設置
  • ②空き家・空き地所有者と地域での居場所づくりやコミュニティ農園など地域活動や交流拠点として、利用を希望する団体等との橋渡しを行う「空き家・空き地地域利用バンク」の開設
  • ③狭小空き家など単独では市場流通が困難な物件を隣地との統合により解消し、住環境の向上を図るため、登記費用等の一部を買主へ補助する「住環境改善支援制度」の創設

これからも、空き家・空き地の活用で、まちの魅力を高めるだけでなく、安心・安全なまちづくりに取り組んでいきます。

「子育てするなら神戸!100の理由」

神戸市では、若い世代が安心して結婚・出産できるよう、子どもの成長に応じた切れ目のない施策を展開し、だれもが安心して子育てできる街の実現に取り組んでいます。
このようなさまざま施策や施設をまとめてPRする「子育てするなら神戸!100の理由」魅力発信キャンペーンを開始しました。
キャンペーンでは、特設ウェブページの開設、施策をまとめた小冊子の配布、広報紙KOBEで特集記事の掲載などを行い、神戸で子育てする魅力をよりわかりやすく伝えています。

  • ・チャイルドシート付自転車用の幅の広い駐輪エリアを月見山駐輪場に設置
  • ・市内39か所の銭湯で親子割引を開始
  • ・「しあわせの村」で子育て世帯を対象とした駐車料金の無料化を開始
  • ・海岸線で全国初の「光る絵本列車」を運行開始
  • ・未就学児のいる子育て世帯に、市立自転車駐車場等料金の5割減額制度を開始
  • ・北神急行を利用する高校生に対して通学費の一部助成を開始
  • ・産後1か月頃の母親を対象とした産婦健康診査助成事業を開始 など

平成30年9月

鈴蘭台駅前開発の完成

神戸電鉄・鈴蘭台駅前開発が完成し、9月25日に駅ビルがオープンしました。
駅ビルは1階から3階までが商業施設となり、4階から7階までに北区役所が入ります。3階で神戸電鉄・鈴蘭台駅と直結しています。
改札口は、天井から自然光を取り入れ、明るい雰囲気です。エスカレーターなども整備され、改札口から街への移動もすごく便利になりました。
北区役所は、待合スペースの拡張、引っ越しなどの手続きをワンストップで取扱う総合窓口の設置、わかりやすい窓口のカウンター、ユニバーサルデザインなどにより、雰囲気が大きく変わりました。
お子さま連れのお母さんにも安心して来庁していただけるよう、キッズスペースも設けています。
来年度中に完成する駅前広場も、ゆったりと、そして鈴蘭台らしさを感じていただけるように整備していきます。
今後も「鈴蘭台らしさ」をみなさんと考えながら、魅力あふれる街づくりを行っていきたいと考えています。

台風21号への対応状況

9月4日、台風21号は、非常に強い勢力を保ったまま、神戸市付近に再上陸しました。特に潮位は、1961年(昭和36年)の第2室戸台風を上回る記録的な高潮となり、防潮堤の外では、施設の損壊、漂流物の発生、浸水といった物的被害が発生しました。
被害状況は、人的被害は軽傷が5名、建物被害は、全壊が1件、一部破損が5件、床上浸水が14件、床下浸水が33件でした。
道路については、一定期間、港島トンネルが浸水のため通行止め、神戸三田線は土砂流入のため片側通行規制となりました。
このほか、道路の冠水、倒木など複数箇所でありましたが、建設事務所を中心に早急に対応を行いました。
今回は臨海部の高潮被害が大きく、六甲アイランドの岸壁からのコンテナ約40個の流出や車両火災、コンテナ火災の発生がありました。
神戸空港については、全体としては安全を確保できましたが、北側の駐車場などで一部浸水が起きました。阪神深江駅周辺などの臨海部、ポートアイランド、六甲アイランドなどでも複数の浸水が発生しました。
これまでの災害対策が功を奏した面もある一方、今回の高潮被害の状況をしっかりと検証し、次の災害に備えていかなければならないと考えています。

神戸空港の運用時間の緊急拡大

台風21号により関西国際空港が大きな被害を受け、国土交通省から神戸空港における国際線・国内線の代替受け入れについて要請がありました。

  • ・現行の運用時間は、7時から22時までとなっていますが、これを、6時から23時までに拡大する。
  • ・一日あたりの発着回数(最大)を、現行の60回から90回に拡大する。
  • ・国際線を含む運用とする。

関空の被災による関西経済の影響を最小限に食い止めるためには、関西の各地域が一致協力して対応していく必要があります。
神戸市としては、今回の国の決定を受け、今後とも、関空の代替機能をしっかりと果たしていけるよう、全力で取り組んでいきます。

全国初! 認知症対策「神戸モデル」の実現に向けて

9月の定例会見において、認知症対策「神戸モデル」の実現に向けた取り組みを発表しました。
認知症は、加齢により、多くの人がなり得る病気で、早期発見、早期治療が大切です。神戸市では平成29年にG7保健大臣会合が開催され、認知症対策を盛り込んだ神戸宣言も発表されました。
平成30年3月に「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例」が制定され、4月から施行されています。
「神戸モデル」とは、認知症の早期受診を推進するための「診断助成制度」と認知症の方が外出時などに事故に遭われた場合に救済する「事故救済制度」の2本の柱から成っています。
「診断助成制度」では、自己負担ゼロで、まず地域の医療機関で認知症の疑いがあるかどうかの認知機能検診を実施し、認知症の疑いがある方については、専門の医療機関で精密検査を受診するという2段階方式の診断制度を構築します。
「事故救済制度」では、認知症と診断された方(事前登録された方)が事故で損害賠償責任を負った場合の賠償金の支給(最高2億円)、事故の際に24時間365日対応できるコールセンターの設置、所在不明時にGPSを使った駆けつけサービスの提供、認知症の方が起こした事故に遭われた方への見舞金の支給(最高3,000万円)などが盛り込まれます。
認知症対策に係る経費については、個人住民税均等割の超過課税、具体的には納税義務者あたり年間400円のご負担をお願いすることとします。
誰もが認知症になる可能性があり、そのための費用は今後増大していくことから、市民の皆さんに広く薄く負担をしていただきたいと考えています。

市職員の職員団体等の活動における職務専念義務違反に関する調査

神戸市の職員の中で、職員団体の幹部による、いわゆる「ヤミ専従」が行われているのではないかという疑惑が生じてきました。私はこれを放置することはできないと考え、第三者委員会を設置することにしました。
国や自治体の「ヤミ専従」問題は、とっくの昔に根絶されたと理解していましたので、これが神戸市で存在していることは、大変な驚きでした。
9月18日、弁護士6名の方に「市職員の職員団体等の活動における職務専念義務違反に関する調査委員」の委嘱を行い、第1回調査委員会を開催しました。
初めて、神戸市役所におけるヤミ専従にメスが入れられることになりました。

平成30年8月

ニュージーランド水泳連盟との「事前合宿協定書」の締結

ニュージーランド水泳連盟との間で、東京2020オリンピックとその前後の世界水泳選手権における神戸市での事前合宿について協定書を締結しました。
神戸市が東京五輪の事前合宿地に決定するのは初めてのことです。
これまでのニュージーランド水泳連盟に対する誘致活動が実り、今年5月に練習施設の視察が実現し、7月に「神戸市で合宿を」との連絡を受けました。
協定書締結式では、私から、「水泳の強豪国を神戸にお招きできて光栄に思います。事前合宿を行う上で、最高のコンディションで本番を迎えられるようサポートさせていただきたい。世界トップレベルの泳ぎを見られることは、神戸の子どもたちにとって大変貴重な経験になります」と挨拶しました。
ニュージーランド水泳連盟のスティーブ・ジョーンズ会長からは、「心温まる歓迎に感謝している。日本との絆がより一層強まり、友好が深まる事を期待している」とのご挨拶がありました。
競泳のニュージーランド代表チームが、神戸の事前合宿で最高のコンディションを整え、本番で活躍されることを期待しています。

海外出張 ~神戸市・天津市友好都市提携45周年記念事業~

8月6日から10日まで、天津市と北京市に出張しました。
天津市では、両市友好都市提携45周年を記念して、今年20周年を迎える神戸医療産業都市に関する紹介などを目的とした国際医療交流シンポジウムを開催しました。また、張国清市長を訪問し、ヘルスケア産業の展開について、産業界や医療関係者との連携交流を行うことで合意しました。
張市長とは天津の経済振興、まちづくりへの取り組みなど意見交換を行い、改めて天津の発展ぶりと交流への可能性を感じました。
また、NPO法人国際音楽協会の主催で、歌劇「夕鶴」の上演が行われました。神戸の音楽家、そして天津の子供たちが同じステージで共演をするという大変意義深い機会となりました。
現在、世界各地で神戸インターナショナルクラブの設置を推進しており、天津市においても天津支部が設立され、この設立総会にも出席しました。
北京市においては、中国外交部と中国国家林業・草原局への訪問を行い、ジャイアントパンダの共同繁殖研究と王子動物園へのパンダの貸与についてお願いしました。

「太陽光発電パネル」の適正な設置に向けた取り組み

太陽光発電パネルの適正な設置を行うために、「(仮称)神戸市太陽光発電施設等の適正な設置及び維持管理に関する条例」案を公表しました。
太陽光発電については、平成24年に固定価格買い取り制度、FITが導入されて以降、普及が進んでいますが、不十分な施工、設計、メンテナンスの事例もあり、立地地域でのトラブル、山林伐採による自然破壊、事業終了後のパネル放置などの懸念が出てきており、全国的にも大きな問題になっています。
特に神戸では、7月豪雨により、法面に設置された太陽光パネルが山陽新幹線の線路脇に崩落して、新幹線が運休するという重大な事案が発生しました。
そこで、このような現状は放置できるものではないと考え、災害防止などの見地から、太陽光発電に関する適正な設置・維持管理を担保できる施設のみを認めることで、太陽光発電の安全性、信頼性を高め、自然環境の保全を図ることにしました。

  • (条例の骨子案)
  • ・出力10kW以上の施設等を地上に設置する際には市への届出制度を設ける。
    (建築物の屋根等に設置されるものは除く)
  • ・災害防止、自然環境保全の観点から施設等の設置が不適当な区域を設定する。
  • ・防災上、住環境、交通インフラ、自然環境等に特に大きな影響を及ぼす可能性のある施設等の設置にあたっては市長の許可を要するものとする。
  • ・防災、安全性等の観点から設置に関する許可基準を定める。
  • ・既設の施設等も含めて、維持管理状況を市に報告する制度を設ける。

平成29年度決算見込の公表

平成29年度一般会計の決算見込を発表しました。
実質収支が16億7,800万円の黒字となり、7年連続で特別の財源対策によることなく黒字を確保できました。
この要因としては、社会保障関係費が増加した一方で、所得の増加などに伴う個人市民税の増加や「神戸市行財政改革2020」に基づく取り組みを着実に進めたことなどが挙げられます。
また、市債残高の削減、プライマリーバランスの黒字の確保、財政調整基金の残高の増加などにより、財政構造は改善しています。
神戸市は阪神・淡路大震災により、膨大な復旧・復興事業を実施し、著しい収支不足が発生しましたが、これまで不断の行財政改革を実行することで、危機的な財政状況を克服し、財政対応力を確実に回復させてきました。
今後、超高齢社会の進展に伴い、社会保障関係費がさらに増大することが予想され、引き続き、財政の健全性の維持を図りながら、神戸の発展に必要な事業を進めていきます。

J2TOP 2019年3月号 P.6~7

J2TOP 2019年3月号 P.6~7
一般社団法人 内外情勢調査会 神戸支部合同懇談会(2019年1月21日開催)

「続・持続可能な大都市経営」

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朝日新聞 平成31年1月16日(水)朝刊

阪神大震災24年
生活の質向上に配慮

久元・神戸市長に聞く

阪神・淡路大震災から17日で24年となるのを前に、久元喜造・神戸市長が朝日新聞のインタビューに応じた。神戸の復興の歩みを踏まえ、まちづくりへの思いなどを語った。

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毎日新聞 平成31年1月12日(土)朝刊

「試練越え新たな段階」 

神戸市長、課題解決に意欲

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産経新聞 平成31年1月12日(土)朝刊

久元市長インタビュー
神戸を「見違える街」に  空き家・空き地対策に注力

 神戸市の久元喜造市長が、阪神大震災から17日で24年となるのを前に産経新聞のインタビューに応じた。久元市長は「震災からの復興で遅れていた街づくりを進め、神戸を『見違える街』にしたい」と述べ、復興を成し遂げた神戸が次のステージに進むため、取り組むべき課題について語った。 (聞き手 西山瑞穂)

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読売新聞 平成31年1月12日(土)朝刊

防災 地道な対策続ける

 阪神大震災から24年となるのを前に、神戸市の久元喜造市長が読売新聞のインタビューに応じた。復興の道のりを振り返って災害に備えた街づくりの重要性を強調し、昨年相次いだ水害への対策を着実に進めていく決意を語った。

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