神戸のために|第16代神戸市長 久元きぞう公式サイト -神戸上昇気流-

久元喜造

私の原点は、新開地界隈の下町、
そして、もうひとつ、神戸電鉄沿線の美しい里山にあります。
当時の兵庫区に生まれ育った、生粋の神戸人です。

社会人になってからは、神戸人としての誇りを忘れることなく、
地方自治を一生の仕事としてひとすじに歩んできました。
そして、阪神淡路大震災。
あの日、愛する神戸のまちの姿を見た衝撃と悔しさは、
一生忘れることはありません。
いつか必ず神戸に帰って少しでも神戸の役に立ちたい、
そう思い続け、ようやくそのチャンスをいただきました。
2013年11月、第16代神戸市長に就任し、神戸のために働くことができています。
本当にありがたいことです。

これまで仕事をしてきて、神戸は本当に素晴らしい都市だと改めて感じます。
神戸港は、明治の開港以来、世界の海港として成長を遂げてきました。
そして、神戸の街は、神戸港を基盤として、鉄鋼や造船などの重厚長大産業を育み、経済発展により、日本の近代化の重要な一翼を担って来ました。
世界に開かれた国際都市として、自ら考え、自らの力で新天地を切り開く先進的な都市経営を展開し、日本の地方自治をリードして来ました。

同時に神戸は、数々の試練を乗り越えてきた都市でもあります。
戦時中の空襲により、神戸の街は灰燼に帰しました。
そして、戦災復興事業により街を蘇らせ、自治体経営のモデルとして称賛される手法でつくりあげて来た街並みは、震災により壊滅的被害を受けました。
そして神戸市民は再び立ち上がりました。目に見えるすべてのものを失っても、街を愛する心があれば、街は必ず復興することを世に示しました。
そして、神戸は、市民と行政が手を携え、震災の経験を教訓に、東日本大震災、熊本地震などの被災地に対する支援を行い、他の地域のモデルとなるような安全で安心な街づくりに取り組んでいます。

今、日本も世界も、かつてないスピードで動いています。
これからの日本の、そして世界の人々の幸せを考えるとき、苦難を克服し、勇敢に時代の先頭を切って来た神戸の果たすべき役割には、とても大きいものがあります。
今こそ、神戸がもう一度輝きを取り戻し、混沌とした時代に、希望の灯りを灯したい。
神戸のこれまでの歩みを大切にしながら新たな挑戦を行い、世界に向かって羽ばたいていきましょう。

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