久元 喜造ブログ

明治維新150年の御用始め


きょう、1月4日は御用始めです。
朝、幹部職員に新年の挨拶を申し上げた後、正午からポートアイランドの国際会議場で開催された「平成30年新年合同祝賀会」に臨みました。
経済界をはじめ各界から、約1600人のみなさんが参加されました。

昨年は神戸開港150年の年で、さまざまな記念事業が目白押しでしたが、各方面から大きなご支援をいただき、所期の成果を挙げることができたことに対し、感謝を申し上げました。
そして今年は、兵庫県政150年、明治維新150年の年です。
初代兵庫県知事を務めた伊藤博文公をはじめとした明治のリーダーが目指したのは、アジアで最初の憲法の制定と立憲主義に基づく国家経営でした。
神戸は、明治の近代国家建設とともに発展し、1889年、大日本帝国憲法発布の年に神戸市が設置されてからは、東京市などとともに六大都市の一角を占め、我が国の近代化をリードしていったのでした。

近代国家日本、そして近代都市神戸を創り上げていった先人たちが、物凄い使命感とスピード感を持って仕事に邁進していった姿に学びながら、今年の神戸市政はさらにスピードを上げ、神戸の発展に突き進むことをお約束しました。
陸海空の拠点として発展してきた神戸の強みをさらに発揮するため、神戸港の港勢の拡大、神戸空港の利活用、大阪湾岸道路西伸部、神戸西バイパス、三宮の再整備などの主要プロジェクトの推進を加速させます。
震災後ゼロからスタートした神戸医療産業都市のシナジー効果を発揮させるとともに、水素産業、海洋産業クラスターなど次世代産業の育成を経済界とともに推進していくことなどをお話ししました。