久元 喜造ブログ

真夏にジビエを楽しむ。


先日、兵庫県猟友会神戸西支部のみなさんと、有害鳥獣対策について、懇談する機会がありました。
供されたのは、イノシシとシカの肉を使った料理です。
イノシシ肉の焼き肉、ボタン鍋、シカ肉の燻製などが出されました。

どれもたいへんおいしかったです。
今まで、「イノシシ肉は冬に楽しむもので、夏は臭くて食べられない」とさんざん聞かされてきました。
しかし、この日いただいたイノシシ肉は、臭みはまったくありませんでした。

ボタン鍋も、あっさりしていて、みそ仕立ての汁には深い味が出ていました。
捕獲後の処理、料理方法が見事であったことも大きいと思いますが、「夏のイノシシも食用にできる」ことを、身を以て実感しました。

懇談の中では、最近のイノシシ、シカの出没や捕獲状況についてお話を伺いました。
捕獲作業についても、今まで知らなったご苦労がおありになることがわかりました。
神戸市が行っている狩猟免許取得に対する助成の効果もあり、会員が大きく増えているとお聞きし、とてもうれしかったです。
吉岡勝則支部長をはじめ、西支部のみなさんのご努力に感謝申し上げます。

懇談に先立って、松下勇人さんが代表をされている梨園「三水園」にお邪魔し、梨の栽培の模様を見学させていただき、梨農家のみなさんとお会いできました。

懇談会の中では、梨を使ったソース「リンジャンソース 梨醤」も出されましたが、驚くほど美味しく、このソースだけで、酒のアテになります。

イノシシの焼き肉にかけると、絶品の味わいでした。
最近、「道の駅  Farm Circus」でも好評を博しているのにも納得です。